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DTM:アウディカスタマーWRTが2020年体制発表。インディ500で3位ジョーンズとF3出身シェラー起用

2019/12/12(木) 15:21配信

オートスポーツweb

 DTMドイツ・ツーリングカー選手権を戦うWRTチーム・アウディスポーツが2020年のドライバーラインアップを発表した、新たに20歳のファビオ・シェラー、24歳のエド・ジョーンズというシングルシーターで経験を積んできたふたりを起用する。

【写真】2017年のインディ500でエリオ・カストロネベス、佐藤琢磨とスリーワイドのバトルを演じたエド・ジョーンズ(写真手前)

 チームWRTはベルギーに本拠を置くチームで、GT3レースやTCRシリーズ、WTCR世界ツーリングカー・カップなどを戦っている強豪。DTMには2019年からアウディのカスタマーチームとして参戦している。

 チームにとってDTM参戦初年度となった2019年は、ピエトロ・フィッティパルディとジョナサン・アバーディーンのふたりにアウディRS5 DTMを託すと、アバーディーンがドライバーズランキング10位を獲得した。

 また、11月末に富士スピードウェイで行われたスーパーGT×DTM特別交流戦ではTeam Hitotsuyamaとコラボレーションして参戦し、ブノワ・トレルイエにマシンを託したことでも話題を呼んだ。

 シリーズ参戦2年目となる2020年に向けて、チームはドライバーラインアップを一新。スイス出身のシェラーとドバイ生まれのジョーンズを起用する。

 シェラーはドイツやイタリアのF4選手権で腕を磨いた後、2018年にはモトパークからFIAヨーロピアンF3選手権に参戦。2019年はF1を戦うザウバーのジュニアチームでFIA-F3選手権を戦ってきた。

 一方のジョーンズもシングルシーターで経験を積んできたドライバー。2013年にはユーロフォーミュラ・オープンでチャンピオンを獲得しているほか、2016年にはアメリカのインディライツでも王座を獲得。2017~19年にはインディカー・シリーズを戦い、佐藤琢磨が優勝した2017年のインディ500では3位を獲得している。

 シェラーとジョーンズのふたりは、12月10~13日の日程でスペインのヘレスで開催されているDTMヤングドライバーズテストに参加して、アウディRS5 DTMをドライブする。

 チームオーナーのひとりであるビンセント・フォッセは「すでにその才能が証明されているファビオとエドという若手ドライバーを迎えられることを誇りに思う。そしてDTMは彼らが成長していく上で最適なシリーズだ」とのコメントを寄せた。

「今回も若き才能にチャンスを与えることができた。これは我々チームの核となっている要素のひとつだ。WRTチーム・アウディスポーツにとって参戦2年目となるDTMで、ふたりが目覚ましい成長を遂げると確信している」

 チームへ新加入したシェラーは「DTMほどハイレベルなカテゴリーは、ほかにほとんど存在しないから夢が叶ったような気分だ。2020年シーズン開幕が待ち遠しいし、チームと一緒にさまざまなことを成し遂げられると思う」とコメント。

 ジョーンズは「DTMは競争レベルの高い素晴らしいシリーズで、個人的にも情報を細かくフォローしていたこともある。そんなシリーズに素晴らしいチームに囲まれて参戦できることがうれしい」と述べた。

「2019年、アウディはシリーズチャンピオンを獲得しているし、WRTもシリーズデビューイヤーとは思えない成績を残した。表彰台に上がることが直近の目標になるけれど、すべてがうまく噛み合えば勝利を手にすることだってできるだろう」

 全10大会で争われる2020年のDTMは4月24~26日にベルギーのゾルダー・サーキットで開幕を迎える。

[オートスポーツweb ]

最終更新:2019/12/12(木) 15:21
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