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【MLBドリームカップ】まさに夢舞台! 草野球決勝戦がメジャー球場で開催 主催者「何よりの醍醐味」

2019/12/12(木) 20:45配信

Full-Count

小千谷名球会が延長でSouth Beansを延長の末破って優勝

 数々の名勝負の舞台となったMLBサンディエゴ・パドレスの本拠地で軟式野球日本一決定戦が開催された。5回目を迎えた「MLBドリームカップ 2019 supported by XEBIO Group」決勝戦は7日、米・サンディエゴのペトコ・パークで行われ、東日本代表の小千谷名球会(北信越地区代表)が西日本代表の「South Beans」(中国・四国地区代表)を延長戦の死闘の末に4-3で撃破した。日本の草野球の試合がメジャーリーグの球場で行われるという前代未聞のイベントはいかにして実現したのだろうか。

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「MLBドリームカップのタイトル通り、今回のイベントの目的は日本の野球を支えているファンの人たちにもう1度夢を持って欲しい、というものです。参加チームにはメジャー30球団のユニホームを供出していますし、クロマティさんや桑田さん、岡島さんという元メジャーリーガーも大会にチームで参加し、一緒に草野球を楽しんでいます。そして、アメリカで野球をやるということが何よりの醍醐味でしょう。決勝戦をアメリカで、MLB仕様でやりたかった。その経験、体験ができることがMLBならではだと思います。ようやく実現しました」

 こう語ったのはMLBジャパンでセールス&マーケティングのディレクターを務める十原啓志郎氏だった。

 決勝戦の舞台はパドレスの本拠地で2004年開場のペトコパーク。コンサートなどイベントで使用されることはあるが、日本の草野球の舞台となるのは異例中の異例だ。

「ペトコパークで軟式野球の試合が行われることは初めてでしょう。オフの間、各球団のボールパークには芝の管理などの問題もある中、1番タイミングが合ったのはパドレス。快く貸し出しを承認許可してくれました。審判、カメラマン、プロダクションは全て公式戦仕様でした」と十原氏は語った。

選手紹介、場内アナウンスがなされるなど、MLB仕様の試合運営

 試合開始前の選手紹介では電光掲示板に選手の名前が映し出され、場内アナウンスもされた。日本屈指の草野球プレーヤー達は、まるでMLBオールスターやプレーオフのような体験をしたのだった。

 「今回の決勝戦は3勝3敗で第7戦を迎えるワールドシリーズと同じ。7回で同点だったので、延長戦に突入しました。同点なら決着がつくまで試合が継続することになっていました」

 降雨の少ないサンディエゴで珍しい雨の激闘となった決勝で、優勝した小千谷名球会は8回裏に最後のアウトを奪った瞬間、マウンド上で歓喜の輪をつくった。グラウンド上で配布された優勝記念シャツを着用し、キャップをかぶったが、それもまた本番仕様。栄光の優勝メンバーは感動をにじませていた。

「今回は大成功でしたね。来年も決勝戦はアメリカでと考えています。ペトコパークが現時点で最優先ですが、他のスタジアムで今後行うこともあるかもしれませんね」と十原氏は語った。

 MLBジャパン、ゼビオグループ、MLBが軟式野球の普及を目的にしている今大会。今後もメジャーのスタジアムで“ワールドシリーズ体験”というプライスレスな決勝進出のご褒美は継続方針のもようだ。

Full-Count編集部

最終更新:2019/12/12(木) 20:45
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