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アサヒのカールトン買収計画、豪当局が懸念表明-競争低下の恐れ

2019/12/12(木) 20:08配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): アサヒグループホールディングスが計画する豪ビール会社カールトン・アンド・ユナイテッド・ブリュワリーズの買収について、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、シードル(リンゴ酒)市場とビール市場の競争を低下させる可能性があるとの予備的な見解を発表した。

ACCCは12日の発表文で、買収が成立すれば、極めて寡占化したシードル市場で2大サプライヤーが統合することになり、価格上昇を招く可能性があると指摘。シードルは2017年にオーストラリアのアルコール全消費量の約3%を占めていた。

バーンスタインのアナリスト、ユアン・マクレイシュ氏は、買収の承認を得るにはシードル市場のシェア30%を持つサマースビー、またはストロングボウのいずれかのブランド売却が必要になる公算が大きいが、影響は管理可能だろうと述べた。ACCCはビール市場の寡占化が進む恐れがあるとの懸念も表明したが、マクレイシュ氏は必ずしも対処が必要であることを意味しないとの見解を示した。

ACCCは関係各社に対し1月22日までに競争上の問題に回答するよう求めており、3月20日に最終判断を下す見通し。

原題:Regulator Raises Concerns Over Asahi Deal for AB InBev Brands(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Lisa Du

最終更新:2019/12/12(木) 20:08
Bloomberg

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