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台風19号2カ月 茨城県内200世帯超、自宅戻れず 罹災証明申請3130件

2019/12/13(金) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

茨城県などに甚大な被害をもたらした台風19号の上陸から、12日で2カ月が経過した。県災害対策本部によると、県内の避難所は全て閉鎖されたが、少なくとも200世帯を超える被災者が公営住宅や仮設住宅などに身を寄せ、自宅に戻れずにいる。

避難所の避難者数はピーク時、29市町村で計2万1832人に上ったが、今月2日に水戸市の避難所が閉鎖され、ゼロになった。

被災者を対象に公営住宅が提供され、入居者は県営住宅に98世帯、市町営住宅に76世帯、国家公務員宿舎に6世帯。常陸大宮市と大子町に建設された仮設住宅には計13世帯、民間アパートなどの「みなし仮設」には13世帯が暮らす。ほかにも親戚の家などに身を寄せる被災者も多い。

罹災(りさい)証明書の申請は40市町で3130件、交付は40市町で3029件に上る。

中小企業の被害額は11月29日現在で113億2585万円。県は支援対策室を設置し、10日に県被災中小企業復旧支援事業費補助金の公募を開始した。被害の大きかった大子町を皮切りに、18日から企業向け説明会を県内各地で開催する。

農林水産業の被害額は97億3011万円。災害廃棄物発生量は推計9万トン。

JR水郡線の西金-常陸大子間はいまだ不通で、バスによる代替輸送が続いている。 (三次豪)

茨城新聞社

最終更新:2019/12/13(金) 4:04
茨城新聞クロスアイ

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