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Mac Proって結局なにがスゴいのさ?

2019/12/13(金) 22:30配信

ギズモード・ジャパン

10年使える箱。

Mac Pro、高いですよね。タワー型で59万9800円からのスタートときたもんだ。バイク買えるし、中古のクルマだっていいところのが狙えるプライスです。公開現在、MAXカスタムで550万円(税別)以上。パソコンでこの価格ってちょっと待てよ。なんだApple(アップル)はボッタクリなショーバイをはじめたんか。

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と思う方が多いかもしんない。だからMac Proがなんでこう高いのか探ってみました。

Mac Proはパソコンじゃなくワークステーション

世の中には「なぜPROという名をつけた」と言いたくなるプロダクトが溢れていますが、このMac Proは正真正銘のプロフェッショナルモデル。業務用マシーン。既存のカテゴリに当てはめるなら、パソコン、すなわちパーソナルコンピューターではなく、「ワークステーション」と呼ばれる製品群の一員です。

他メーカーのワークステーションも、パッと見のハードウェアスペックと価格が見合っていないように感じるモデルが多々あります。CPUのコア数とメモリ搭載量はすごいけど、CPUクロック数とGPU性能は巷のタワーゲーミングPCに負けてないか、とか。

しかしワークステーションのお話をするとなると、スペックリストでは見えないところが大事になってくる。

ワークステーションに求められる最もたるポイントは安定性。たとえば多くのモニタに複数の映像を送り込んでいるデジタルサイネージ、イベント会場で展開される8KのリアルタイムCGレンダリング、数十のハイレゾトラックを並べてミキシングしていく音楽制作現場、展示物の前に立ったカスタマーのデータを取得して個人情報を破棄しながらもビッグデータとして使えるように整形するAIマーケティング。

こういったハングアップ(フリーズ)することを許されない現場を支えているマシンがワークステーションです。CPU&GPUのファンがフル回転している状態で長時間動かし続けても、ハングアップしない構造が求められるため、ハイパフォーマンスであると同時にヘビーに使いつづけてもへこたれない極みのエアフロー設計に、砂漠のように広大なメモリ空間を制御できるように作られているんですよね。

想像してみてください。8K動画編集の仕事を受けてしまって、最後のレンダリングに2日かかると表示され、ゴールを待ち望んだ48時間より前にオーバーヒートで止まってしまったPCの姿を…そして納期に間に合わないことを確信してしまった自分の表情を…。

ヴォイドアウトしたくなるはずそんなの。でもその事態を(極力)防いでくれる耐久レーサー的アーキテクチャ、それがMac Proなのだと、まずは認識していただきたい。

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最終更新:2019/12/13(金) 22:30
ギズモード・ジャパン

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