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前代表らが基準値を超える汚水廃棄で1月に逮捕されていた(株)熊本清掃社(熊本市)が破産開始

2019/12/13(金) 12:21配信

東京商工リサーチ

熊本県では今年最大の大型倒産

 (株)熊本清掃社(TSR企業コード:910192170、法人番号:8330001007672、熊本市西区池上町1000-5、設立1971(昭和46)年8月27日、資本金300万円、村平頼宣社長)は12月10日、東京地裁に破産を申請し13日、破産開始決定を受けた。破産管財人には綾克己弁護士(ときわ法律事務所、千代田区大手町1-8-1、電話03-3271-5140)が選任された。
 負債総額は約20億円。
 熊本県では今年最大の大型倒産で、九州・沖縄では5番目。

 生ごみのリサイクルを主力に産業廃棄物等の収集、処理を手掛けていた。環境省の登録再生事業者にも認定され、熊本市で廃棄物処理施設「バイオプラザくまもと」を運営。2007年には名古屋市にも「バイオプラザなごや」を開設し、熊本、愛知両県で産廃事業を展開していた。スーパーやホテルなど民間事業者のほか、官公庁などからも生ごみ処理を引き受け、2018年3月期には売上高19億8582万円をあげていた。
 しかし、2019年1月、バイオプラザなごやから産廃物を堆肥化する工程で出た汚水を処理せずに国の基準値を超える有害物質を海へ流したとして、前代表ら関係者が愛知県警に逮捕された。
 このため、現代表に交代し、事業継続を目指していたが、3月に熊本市から廃棄物運搬、処分業の許可を取り消された。その後、事業譲渡と当社の特別清算を模索していたが、取引先から損害賠償を請求されたこともあり、今回の措置となった。

最終更新:2019/12/13(金) 16:20
東京商工リサーチ

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