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「妻」だけが家計管理をしている家庭はどれくらい?夫婦のお金にまつわるトラブル、「落としどころ」とは

2019/12/13(金) 19:16配信

LIMO

日々の生活費から子どもの教育費、老後資金の準備まで、結婚後はパートナーとお金にまつわる話をする機会が多くなります。話し合ううちに見えてきた金銭感覚のズレから夫婦喧嘩になったり、深刻な場合には離婚問題にまで発展してしまうことも。

今回は、そんな夫婦のお金にまつわる失敗と、お金のことで喧嘩をしない、あるいは仲直りするために知っておきたい、2人のあいだの「落としどころ」についてご紹介します。

パートナーとの金銭感覚のズレを感じる時って?

結婚後に「この人とはお金に対する考え方が違うのかも」と感じるのは、どんな時が多いのでしょうか? 

金銭感覚のズレから揉めてしまうきっかけになりやすいと言われているのが、「子どもの教育費に関する問題」です。
公立校に進学するのか、それとも学費が高くても私立校に通わせたいのか、習い事や塾には毎月どれくらいの費用をかけるのか…等々、子どもにまつわるお金の話題は成長とともに増えていきます。

また、普段の買い物の支払いが「現金派」か「クレジットカード派」か、という点でも2人の認識に大きな違いが生じる場合があります。

特に、自分が日頃から現金で支払うタイプの人が、クレジットカードを頻繁に利用してネット通販などで買い物をするパートナーに対して、多額の利用明細書や請求額のお知らせメールを見て怒り心頭! というパターンが多いようです。

クレジットカードは「お金を使っている」という意識が薄れがちなため、ついつい買い過ぎていつのまにか毎月の請求金額が膨らんでしまっている、ということがあります。アプリやカード会社のマイページでこまめに利用額を確認して、「いつ、何に、いくら使ったのか」というお金の流れをきちんと把握する、パートナーが現金派の人はなるべく自分も現金での支払いを心がけるなど、クレジットカードとの付き合い方を見直してみましょう。

「おこづかい」をめぐる夫と妻それぞれの言い分

夫の収入がメインで専業主婦やパートとして働く妻が家計を管理しているといった場合に、「毎月のおこづかいの額を増やしてほしい!」という夫と、『家計に余裕がないのにおこづかいを増やすなんて無理!』という妻で喧嘩になってしまう、というのもよくあるパターンです。

夫としては、主に自分が稼いだお金なのだからもう少し自由に使わせてほしい、という思いがあります。好きに使えるお金が増えることが仕事のモチベーションにも繋がる、という言い分もあるかもしれません。

一方、家計を管理する立場の妻からしてみれば、生活費や子どもの教育費などでカツカツの家計からさらに夫のおこづかいを捻出するなんて、「なんとかやりくりしているのに、何言ってるの!」と怒りたくもなるかもしれません。

ゲンナイ製薬㈱が2019年に行った「夫婦の収入と貯蓄額に関する調査」(既婚女性1,917人対象)によると、「夫婦の家計管理は主にどなたが行っていますか?」という問いに対して「妻」が45.2%、「共同」が38.8%、「夫」が16.0%となっています。半数近くの夫婦において、家計管理は「妻」1人で行っているようです。そしてこれが、問題を拗らせる原因になっていることがあるようです。

いくら『余裕がないのにおこづかいなんて増やせるわけないでしょ』と言われても、家計の内訳を把握していない夫には「どのくらい余裕がないのか」が分かりません。妻にしてみれば、日々懸命にやりくりして家計をまわしているのに、さらに支出を増やせだなんて非協力的な態度だ、という気持ちになってしまいます。けれどその「懸命なやりくり」の部分が、夫にはイマイチ具体的に伝わっていないのです。

そこで、夫婦で「家計を共有する」ということが大切になります。

紙の家計簿でもスマートフォンのアプリやエクセルの表でも、いつも妻が管理しているお金の流れを「目に見える形で」夫にも示してあげましょう。そうすると、妻の言う『余裕がない』『やりくりしてなんとかやっている』状況が具体的な数字で理解できるため、夫も「これならおこづかいの増額はたしかに難しいな」と納得できます。妻も、これまで1人でこなしてきた家計の管理について夫と情報を共有することで、「2人で一緒にやりくりを頑張っていこう」と、協力を得ることができるでしょう。

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最終更新:2019/12/13(金) 19:16
LIMO

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