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神社声援と書いてジンジャーエールと読む…SNSで話題、神田明神内のカフェで飲んでみた

2019/12/13(金) 11:30配信

まいどなニュース

 「神社声援」と書いて「ジンジャーエール」と読む。

 このネーミングセンスに突っ込む投稿がツイッターで話題になった。東京・神田明神の境内で昨年12月15日にオープンした神田明神文化交流館「EDOCCO」内のカフェ「MASU MASU」で販売されている商品で、発売から1年のタイミングで改めてその存在が注目されている。初詣の時期を前に、担当者の思いや実際の味を確かめるべく、江戸時代初期に現在地に移って400年以上もの時を刻み、アニメ「ラブライブ!」の聖地巡礼スポットとしても知られる神田明神を訪ねた。

【写真】瓶を返却すると「恋愛成就」と「必願成就」の二択で御縁玉入りの袋がもらえる

 ツイッターに「やかましいわ(褒め言葉)」のツッコミと共に、「神社 声援」に「ジンジャー エール」というフリガナをふった看板の写真が投稿されたのが12月2日。以来、この商品名に反応して、「これ飲んでみたいやつ!」「こういうの好き」と興味を示す人や、既に飲んだ体験者から「これとっても美味しくて好きです。名前もグー!」と絶賛する投稿が。そして「しょうがない買おう」と、ダジャレにはダジャレでオチを付けるツイートも見られた。

 ちなみに、ジンジャーエールの「エール」は「ALE」。英国などではビールなどの飲料を指し、ジンジャーエール自体はノンアルコールだが、炭酸系飲料ということで「ALE」。そこに、応援者がその対象に対して発する声を指す「YELL」、つまり「エールの交換」などで使う「YELL」がかぶせられている。カタカナで書いた「エール」には、そんなダブルミーニングがある…などと、今さらながらの確認をした上で、現場に足を運んだ。

 販売するカフェ「MASU MASU」の千木﨑慶太店長は「神社とジンジャー…いいんじゃないかというところから、ジンジャーエールを漢字にして『神社から声援を送りましょう』ということになりました」と命名の背景を明かす。

 単品だと1本が245ミリリットルで、テイクアウトなど店外で飲めば税込300円。店内で飲む場合はグラスと氷が付いて税抜400円。さらに、五角(合格)枡に雷おこしが入った「合格セット」、ハートのマシュマロが付いた「縁結びセット」(いずれも税抜555円)も店内で楽しめる。

 贈答用も人気だという。同店長は「神社さんで買っていただいたお守りボトルネックに掛けて、合格祈願、平癒祈願、必勝祈願の贈り物にもしていただけます。ギフト用には3本入りと8本入りの箱があります」。電話や現時点でネットの予約はできないが、来店して注文すれば地方発送のサービスも行うという。

 さっそく飲んでみた。千木﨑店長は「生のすりおろしショウガが入っていて、置いておくとどうしても沈殿してしまうので、開ける前に2~3回、ちょっと逆さにしてください」と解説。さらに「一般的なジンジャーエールと比較してもらうとすぐ分かると思いますが、結構、ショウガっぽくて辛口で、後味もすっきりしていて、甘すぎない感じでおいしいかと思います」と予告した。

 その通りだった。生ショウガの香りと炭酸のクロスカウンターで倍加したインパクトが口中から鼻腔にかけて広がる。甘さも控えめ、キリッとした辛口でアルコールにも合いそうだ。実際、同商品を使った神社声援ハイボールやシャンディガフ(いずれも税抜600円)もメニューにあった。

  同店長は「初詣に来られる方にも飲んでいただければ」と期待を込めた。帰り際、お代を払って瓶を返すと、御縁(5円)玉の入ったポチ袋をいただいた。「必願成就」と書かれている。「神社声援」を飲むという小さな願いが成就した瞬間だった。

(まいどなニュース/デイリースポーツ・北村 泰介)

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最終更新:2019/12/13(金) 13:30
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