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米国のクレジットカード返済、深刻な遅延が10年ぶりの高水準に

2019/12/13(金) 0:47配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米国でクレジットカードの深刻な返済遅延が10年ぶりの高水準に達する見通しだ。背景には銀行による積極的なクレジットカード加入の勧誘がある。

米消費者信用調査会社トランスユニオンの予想によれば、クレジットカードの返済期限が90日以上過ぎている利用者は来年、全体の2.01%まで上昇する。これは2010年以来の高水準だ。トランスユニオンはその上で、前回のリセッション(景気後退)時をなお大きく下回っており、懸念するほどではないと指摘した。

回転信用(リボ払い)を利用できる消費者は7-9月(第3四半期)に過去最多の2億50万人に上った。

アメリカン・エキスプレス(アメックス)やディスカバー・ファイナンシャルなど主要クレジットカード会社は、景気下降の可能性に備え信用基準の厳格化を始め、警戒感を強めている。一方で銀行は、歴史的な低水準で推移する米国の失業率を背景に顧客の支払いは滞っていないと指摘した。

原題:Americans’ Souring Credit Card Debt Poised to Reach 10-Year High(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Jennifer Surane, Shahien Nasiripour

最終更新:2019/12/13(金) 0:47
Bloomberg

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