ここから本文です

ハリウッドスターや海外アーティストも虜に チェリーズカンパニーのBMW「RnineT」カスタムとは

2019/12/14(土) 13:00配信

バイクのニュース

メーカー主導で行われた“R nineT Custom Project”

 カーショーへのエントリーが300台、そしてバイクの出展に至っては650台を数える我が国、最大のアメリカン・カスタム・カルチャーの祭典『YOKOHAMA HOTROD CUSTOM SHOW』(以下:HCS)は、夢のようなカスタム・マシンが並び、参加ショップがアワードのトロフィーを目指すコンペティション(競技)的な要素を持つ一方、カスタム業界に携わる人々にとっては、純粋なプロモーションの場として重要な役割を担っています。

【画像】チェリーズ製 BMW「R nineT」カスタム

 たとえば、ここに紹介するチェリーズカンパニーによるBMW 「R nineT」をベースにしたカスタムは、同店によるセミオーダー的なコンプリート・マシン(完成車両)なのですが、あえて言えば今回のHCSへの参加は、アワードのトロフィーを狙うというよりは、ショップの一つの方向性を示す為のプロモーション活動といえるものかもしれません。

 2014年、メーカーであるBMWモトラッドが先導する形で46ワークスの中嶋志朗氏/ブラットスタイルの高嶺剛氏/ヒデモーターサイクルの富樫秀哉氏/チェリーズカンパニーの黒須嘉一郎氏に新車発表のタイミングに合わせてR nineTが供給され、それぞれが自由にカスタムマシンを製作する“R nineT Custom Project”というプロモーション活動が行われました。

 今回のHCSでチェリーズが披露したマシンは、明らかにその当時に製作された“Highway Fighter”が雛型となったもの。プロジェクトで製作された車両はワンオフ(一品もの)のアルミタンクやミニカウルを装着したものでしたが、パシフィコ横浜で開催されたHCSの会場で披露されたマシンは、外装にFRPを用いたキットバイク的な仕様となっています。

すべてを手作業で組み上げるチェリーズカンパニー製R nineTカスタム

 とはいえ、このマシンがパーツ単体で販売されることはなく、あくまでも“セミオーダー的なコンプリート”とするのは、ビルダーの黒須嘉一郎氏が必ず自らの手で製作に携わるがゆえ。日本国内はもとより、過去にアメリカの有名ハリウッドスターやタイの有名シンガーから“R nineTカスタム”のオーダーを受けた際も、黒須氏自身が現地にパーツを持ち込み、それぞれを組み上げたそうです。

 また、FRP製のタンクカバーやミニカウルなどは“型”から起こしたものですが、フロントグリルやテールカウルなどは、オーダーにより一品モノとして製作。2014年から発売された初期型と2017年以降の現行R nineTではフレーム形状や細かな仕様も異なるそうですが、そうした部分はハンドメイドで対応し、完全なクオリティ・コントロールが果たされています。

1/2ページ

最終更新:2019/12/14(土) 16:12
バイクのニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事