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子年の2020年を「相場格言」で読み解く 来年の株価動向予想

2019/12/14(土) 20:01配信

マネーの達人

令和2年を迎える2020年は、消費増税1年後および東京オリンピック終了後の景気変動、11月の米国大統領選挙と、株式相場の変動が今年より大きくなることが予想されます。

株式相場にはこれまでの歴史の中で、干支ごとの相場格言があります。

では、来年の子(ねずみ)年の相場格言「繁栄」とは、何でしょうか。

干支ごとの相場格言

まずは干支ごとの相場格言をまとめました。

過去70年を超える実績に基づいた経験則がもとになっていますが、ここ数年は心当たりのあるイベントが続きます。

子(ねずみ)  → 繁栄
丑(うし)   → つまずき

寅(とら)   → 千里を走る

卯(う)    → 跳ねる

辰巳(たつみ) → 天井

午(うま)   → 尻下がり

未(ひつじ)  → 辛抱

申酉(さるとり)→ 騒ぐ

戌(いぬ)   → 笑う

亥(いのしし) → 固まる

2018年からの株式相場と格言の一致

昨年2018年(戌)は10月に日経平均が2万4000円を超え、1991年以来の株高で「笑う」年になりました。

今年2019年(亥)は、株式相場も為替相場も変動率が極端に小さい「固まる」年になりました。

来年2020年(子)はオリンピックを迎えて「繁栄」、次の2021年(丑)は景気減速で「つまずき」が格言だと考えると、当面の景気の波にぴたりと合います。

過去の日経平均パフォーマンス「子年」

過去5回の子年株価は、次のようなパフォーマンスでした。

過去5回の平均上昇率は22.8%と正に繁栄の年、ただし1972年の+92%や2008年の-39%など何かが起きる年でもあります。

なお、前回2008年は右肩下がりで-39%も相場が下落した訳ではなく、9月に急落した相場でした。

来年2020年も11月の米国大統領選挙を控え、2008年同様に年後半は株式相場が読み切れないイベントが続きます。

投資のピークは2020年前半

では、1年を通じた政治・経済イベントから見て、どの辺りが投資のピーク(=繁栄)になりそうかを考えてみましょう。

1月
イギリスの合意あるEU離脱、米国企業の新年度入りによる新規投資資金流入
2月
米国企業の決算発表

3月
北京で全人代開催、日本の経済対策効果が現れる時期

4月
日本企業の新年度入りによる新規投資資金流入

5月
日本企業の決算発表

7月
東京オリンピック開幕、中国共産党中央政治局会議(主要経済指標も発表)

9月
米国大統領選挙のテレビ討論会開始

11月
米国大統領選挙

年前半は株価にポジティブなイベントが並び、株価上昇が期待できます。

一方、年後半は7月の中国経済指標発表や11月の米国大統領選挙など、不確定要素が並んできます。

1年間の波としては梅雨頃の時期(6月)をピークに、その後は緩やかに下落傾向です。

翌2021年(丑)の相場格言「つまずき」に向かって、景気後退局面に入る相場の波を想定しています。

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最終更新:2019/12/14(土) 20:01
マネーの達人

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