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ソフトバンク本多コーチ「周東は俺超える」60盗塁期待

2019/12/14(土) 8:06配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンクハワイ日本一旅行(12日・日本時間13日)

 【ホノルル(米ハワイ州)倉成孝史】おまえなら、俺を超えられる! 福岡ソフトバンクの本多雄一内野守備走塁コーチ(35)が12日(日本時間13日)、周東佑京内野手(23)の60盗塁超えに太鼓判を押した。2000年以降での達成者は同コーチを含めて2人だけ。今季、主に代走でチームトップの25盗塁をマークし、来季のレギュラー取りを目指す韋駄天(いだてん)に、かつての盗塁王が「自分超え」を期待した。

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 コーチ1年目を終え、家族と参加したハワイでのウエルカムパーティー。本多コーチの表情には、今季の達成感と来季への責任感が入り交じった。パーティーの終盤には工藤監督と並んで記念撮影。指揮官からすでに直接託されているのは、今季に引き続く走塁改革だ。

 今季、チームは昨季より33個増となるリーグ3位の113盗塁を記録した。それでも、さらなる高みを目指して指揮官とのミーティングを重ねた同コーチは「一塁から三塁、二塁から本塁。二つ先を狙う進塁の面も意識を高めていきたい。全ては得点につなげるため」と強調。続けて「もちろん盗塁数も増やしていかないと」と進塁&盗塁をさらに強化し、得点力アップにつなげる覚悟だ。

 もちろん、最も期待するのはタカの韋駄天こと周東だ。開幕直前に支配下登録された周東は、主に代走としての出場ながらチームトップの25盗塁をマーク。侍ジャパンの一員として「プレミア12」で4盗塁を記録した。来季のレギュラー取りを力強く宣言している期待の23歳に、本多コーチは「レギュラーを取って3割打てれば、あいつならいける」と、2000年以降は2人しかいない「大台超え」に太鼓判を押した。

 現役時代の10年に59盗塁で初タイトルをつかんだ本多コーチは、この年2割9分6厘だった打率を3割5厘まで上げた翌11年に、60盗塁をマークした。一昔前に比べ現在は各球団の投手陣のクイック技術が向上していることもあり、00年以降に60盗塁以上を記録したのは同コーチと、03年~05年の赤星(阪神)の2人だけ。直接チームの得点力アップにつながるだけに、周東がその壁を破ってくれることに大きな期待をかける。

 その思いは周東の胸にもしっかりと届いている。「あれだけ警戒された中でも走れたので、出塁できたら走れる自信は今年ついた。塁に出ることで(60盗塁の)数字に近づく。一番は打たないと」。まずはレギュラー奪取へ向けて、今季1割9分6厘(102打数20安打)だった打撃力の向上が最重要課題だと痛いほど理解している。必ず定位置をつかみ、本多コーチの期待に応える。

西日本スポーツ

最終更新:2019/12/14(土) 13:39
西日本スポーツ

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