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美容整形にハマる、フランスのミレニアル世代を調査

2019/12/14(土) 22:41配信

ELLE ONLINE

マチュア世代以上に、注射や整形を経験しているといわれるフランスのミレニアル世代。その実態を仏版「エル」がプロフェッショナルたちにインタビュー。

スマホが美容施術を後押し

フランスでは今や50~60歳より18~34歳の方が、美容クリニックで何らかの施術を受けているという。かつてクリニックのクライアントは40歳以上で、その廊下を静かに歩き、裏口からこっそり出るといったイメージがあった。しかしスマートフォンの普及により、積極的にクリニックに通うミレニアル世代が急増している。

「唇が小さいのがどうしても気になって。初めて注射をしてボリュームアップしたとき私はすかさずセルフィーを撮ったわ。友人の反応も楽しみだった」と話すのは23歳の学生、アニエスだ。

SNSが何よりも重要

「すべてがセルフィーのためです」と、形成外科のフランソワ・ニフォロ医師は分析している。

「鼻の形成手術をした女性はまだ患部が腫れていても包帯を取ってセルフィーをアップしようとします。カウンセリング中はもちろん、施術の最中にそれをしないよう、しっかり注意しています」

「女性たちの目標は、より美しくなること。そのためには医師に何でもかんでも依頼します。ある患者の顔には正常な数値を大幅に越えるヒアルロン酸が注入されていました。彼女たちによってヒアルロン酸は多ければ多いほど価値があるという考えによる結果です」

“ありのままの美しさ”は、ミレニアル世代にとっては時代遅れな考えのようだ。

30歳未満の43%がセレブの顔になりたい

ミレニアル世代は絶えず互いの顔をチェックし、欠陥を探している。

「今日では55歳以上の患者よりも、35歳未満の方が2倍以上来院します。シワを改善するために打つヒアルロン酸を、ミレニアム世代は顔の細部をパンプアップさせるために注入するのです」

「厄介なのはアプリの加工技術のように、顔の悩みを医師が忠実に修正できると思い込んでいること。漫画のキスシーンに出てくるような唇になりたいと画像を見せる患者もいますが、それは現実的ではないのです」と、ローレンス・ベノーチェ医師。

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最終更新:2019/12/14(土) 22:41
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