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台風乗り越え完成 新地「鹿狼山」の新酒販売開始

2019/12/15(日) 8:28配信

福島民報

 新地町の特産品として親しまれている純米吟醸酒「鹿狼山」の新酒が完成した。十三日、関係者による試飲会が町内の鹿狼の湯で開かれた。「鹿狼山」は今年で誕生から二十五周年目を迎え、十五日に町内の酒店やコンビニエンスストアなど四店舗で販売が始まる。

 「鹿狼山」は、町特産品振興協議会が会津坂下町の曙酒造に委託して毎年、製造している。掛け米には新地町産「ひとめぼれ」と、こうじ米には会津産「五百万石」を使用。おりが入ったまま瓶詰めした「おりがらみ無濾(ろ)過生酒」は、雑味がなくフレッシュで、爽やかな口当たりが特徴で人気となっている。今年は台風19号の水害で精米を担当する郡山市の工場が被災し新酒製造が危ぶまれたが、山形県の工場に依頼して精米し、発売にこぎ着けたという。

 試飲会には約三十人が出席した。同協議会長の後藤顕一町商工会長が「台風による影響はあったが、無事発売することができた。二十五年目を迎え、これからも皆さんの協力を得ながら銘酒を造っていきたい」とあいさつ。全員で乾杯し、今年の酒の出来栄えを確認しながら味わった。

 価格は一・八リットル入り三千四十円、七百二十ミリリットル入り千六百七十円(いずれも税込み)。数量限定で売り切れ次第、販売終了となる。

最終更新:2019/12/15(日) 8:28
福島民報

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