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<山崎貴監督>VFXの旗手が語る3DCGアニメの可能性 最新作は「ルパン三世 THE FIRST」

2019/12/15(日) 8:10配信

MANTANWEB

 さらに「3DCGはやっぱりお金(製作費)がかかりますし、国内需要だけを考えて作品を作る時代ではもうないような気もします。海外に出て行きやすさを最大限に生かして、今後も製作していければいいな、と」と前向きだ。山崎監督はVFXを駆使した実写映画も数多く手がけているが、「実写映画が海外に出て行くのは、なかなか難しいんですよ。日本人が演じているということで、そこに一つハンディがあるような気がします。その点、3DCGアニメは海外でいい感じで取引されていると聞いていますし、世界に向かって未来が開ける感じがします」と力を込める。

 ◇1ジャンルとして3DCGアニメが存在すれば…

 国内に関しては「日本では、3DCGに慣れてもらうしかない(笑い)。海外に比べると日本では3DCGがすごく特殊なものになっているというか、そもそもあまり作られていないですしね。だけど、世界的な流れとしては3DCGが主流になっているので、日本でもやっておいた方がいいという思いと、そもそも僕が2Dアニメができないので(笑い)。そんな中で3DCGというジャンルが今後、日本でどうなっていくのかというのは、すごく楽しみではあります」と話す。

 ただし、日本はキャラクター大国だが、「なんでもかんでも3Dにしていけばいいという話ではない」という。

 「特に日本の2Dアニメの目の作りは3DCGにしにくいと思います。よくイベントに出てくる着ぐるみのような感じになってしまって、実は難しいんですよね。3DCGに翻訳するという作業を忠実にやりすぎるとおかしなことになってしまうし、かといって全く違うものを作ると異なるキャラクターだと認識されてしまうので、日本のキャラクターたちをなんでもかんでも3DCGにすればいいということではないと思いますし、3D化するのは簡単ではない。3DCGにすべき作品は製作していかなきゃいけないとは思いますけれど」と語る。

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最終更新:2019/12/15(日) 8:10
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