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新学期からやる気が出る冬休みの過ごし方【後編】

2019/12/15(日) 11:20配信

ベネッセ 教育情報サイト

今回は勉強の取り掛かりの工夫とやる気が持続する「ほめ」のテクニックについて教育評論家の親野智可等先生に教えていただきます。

宿題は「プラスの言葉」で促し、「取り掛かりの工夫」を取り入れる

まず、「なんで宿題しないの?」「何度言ったらわかるの?」などと否定的な言葉で叱ってから宿題をやらせようとするのはNG。「先にやっておくとあとが楽だよ」「この問題ができたら実力が上がるね」などと、プラスの言葉で促してあげてください。
次に、机に向かってもなかなか勉強に取り掛かれない時は、少しの工夫を取り入れてみてください。おすすめなのは「とりあえず一問」方式です。たとえば、朝食のあとに宿題をやる時間を設定している場合は、朝食の前に一問だけ問題をこなしておきます。先を見通せないと誰しも苦しく思うものですが、一問解くことによって、全体が目に入って先を見通すことができるので、取り掛かりのハードルを下げることができます。

保護者の「ほめ」と「見届け」でやる気がアップ!

やる気をもって新学期に臨むために、冬休みの間に「国語の成績表で『よくできました』をもう一つ増やす」や「算数のテストの平均点を80点以上にする」など、新学期の目標を立ててみましょう。
この時に気を付けてほしいのは、「計算がとても早くなったよね」「2学期は縄跳びをとてもがんばっていたよね」などと、今までの努力や達成したことをほめてから目標を立てるということ。お子さまはほめられたことによってオープンな気持ちになっているので素直にやる気が出るのです。
目標が決まったら、「漢字の書き取りを毎日10分やる」「算数パズルを毎日3つずつやる」など、それを具体化させるための約束を作ります。それを表にして、できた日には○、できなかったら△など、「がんばり表」を作るとよいでしょう。そして、保護者のかたは「やっていたらほめる」「やっていなかったらその場でやらせてほめる」という「見届け」を必ずしてあげてください。見届けの時刻を決めて、携帯電話などのアラームをセットしておくと忘れずに済みます。保護者の「ほめ」と「見届け」で子どものやる気を高めてあげられるとよいですね。

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最終更新:2019/12/15(日) 11:20
ベネッセ 教育情報サイト

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