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城跡をヘリポートに 日本初の実証実験 大阪から10分、観光へ活用期待/兵庫・丹波篠山市

2019/12/15(日) 9:00配信

丹波新聞

 城跡をヘリポートとする日本初の実証実験がこのほど、兵庫県丹波篠山市北新町の国史跡・篠山城跡の三の丸多目的広場で行われた。地域活性化に向け、ヘリコプターを観光振興に生かそうと、丹波篠山市の市議が、市や観光関連企業、市民に協力を募り実現。酒井隆明市長らが実際に搭乗し、騒音など周辺地域への影響を確認した。

 実証実験は、株式会社紀伊ふるさと創生研究開発機構が実施した。

 2021年に関西全域で行われる生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ」、25年の大阪万博に向け、丹波篠山の特産、歴史的な町並みや景観などの地域資源をPRし、観光客を呼び込むことで、経済効果が期待できるとして企画。市や協賛企業などの協力を得て、実証実験の実施が決まった。

 大阪市此花区の舞洲ヘリポートから、10分ほどでヘリが到着。その後、酒井市長や行政関係者、市民ら約20人が、3人1組に分かれ、5分間の“空の市内周遊”を体験した。

 また、同社が騒音の程度を調べるため、離着陸時の騒音数値を計測。離着陸時で85デシベルを記録した。同社によると、都市部を走る鉄道の通過音で100デシベルほどという。

 酒井市長は「心配していた騒音はさほど大きくなかった。新たな観光の目玉になる可能性もある。前向きに検討していきたい」と話した。

最終更新:2019/12/15(日) 9:00
丹波新聞

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