ここから本文です

“関西王者”大体大がエース2発で準々決勝へ! 環太平洋大は終盤一矢報いるも8強入りならず

2019/12/15(日) 4:31配信

ゲキサカ

[12.14 インカレ2回戦 IPU・環太平洋大1-2大阪体育大 AGF]

 第68回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の2回戦が14日に行われ、AGFフィールドの第1試合ではIPU・環太平洋大(中国1)と大阪体育大(関西1)が対戦。大体大がリードを守り切り、2-1で準々決勝進出を決めた。16日には中央大(関東5)と対戦する。

 関西学生リーグ2連覇の大体大はシード校として2回戦から登場。4-4-2の布陣で安定感のある守備から試合に入る。ボールを持つと、最後方のGK泉森涼太(2年=鹿児島城西高)やDF林尚輝(3年=立正大淞南高)、中盤のMF小塚祐基(3年=帝京長岡高)から最前線に配球。自慢の攻撃陣であるFW林大地(4年=履正社高/鳥栖内定)、FWアフラギ・マハディ(4年=清明学院高)、右サイドのMF西田恵(4年=関大北陽高/金沢内定)が素早く仕掛けていく。

 その攻撃は前半20分に功を奏す。小塚の浮き球パスを西田が収めて右サイドを突破。そこからパスを受けたPA右の林大は相手DFを背中に抱えながらターンしてゴールに向かうと、渾身の右足シュートをゴール左ネットに豪快に突き刺した。

 松尾元太監督が「先制点を取れたのがかなり大きかった」と語るように、固さの取れた大体大はボールを支配し、環太平洋大に前半シュートを打たせない。しかし一方で、8本のシュートを打ったものの前半で追加点を奪うことはできなかった。

 すると後半から環太平洋大が少しずつチャンスをつくる。後半9分、MF恩塚幸之介(2年=日章学園高)が右サイドからクロスを上げ、相手DFの頭に当たってそのままファーサイドに流れると、MF南野心(3年=鳴門高)が右足ボレー。しかし、わずかにゴール上にはずれた。環太平洋大は決定機を迎えるも、ゴールを割ることができない。

 同様に大体大も追加点を奪えず。西田のお膳立てから何度も林大がゴールに迫るが、そのチャンスを決め切ることができない。しかし後半36分には西田のクロスをファーサイドから頭で合わせ、ようやく2点目を挙げた。

 大体大は終盤にPKを献上してFW赤木直人(4年=飛龍高)に決められるが、試合はそのまま終了。エース林大の2発でトーナメントの初戦を乗り切り、準々決勝に駒を進めた。

 松尾監督は「最後なんとか守れていた部分もあったんですけど、次に向けては課題が残った」と語る。「中盤でのロストが多かったので、もう少し関係性を高めないといけない。次はもっと守備に追われる展開になると思うので」と準々決勝を見据えていた。

 環太平洋大は今季リーグ戦で全勝優勝し、さらに天皇杯予選、総理大臣杯予選も制し、中国地区での3冠を果たした。桂秀樹監督も「今まででは一番力があるチーム」と自信を持って挑んだが、関西王者に屈してしまった。桂監督は大体大の印象について「攻撃では速さに手を焼いた」と語り、守備面は「少々ライン間が空いてたり、遅れていたりしても、アジリティ、スピード、体の強さでカバーできるみたいなところはある」と個々の質の高さを評価していた。

最終更新:2019/12/15(日) 4:34
ゲキサカ

こんな記事も読まれています

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合

あなたにおすすめの記事