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JR貨物松山駅が移転、EH800形電気機関車には遠隔監視システム…2020年3月「春のダイヤ改正」

2019/12/16(月) 16:15配信

レスポンス

JR貨物は12月13日、2020年3月14日にダイヤ改正を実施すると発表した。

この改正では、松山駅付近の連続立体化事業を受けて、JR四国松山駅(愛媛県松山市)の南側にあるJR貨物松山駅が、5.9km離れた予讃線北伊予~伊予横田間の愛媛県伊予市と松前(まさき)町に跨る地域に移転し、「松山貨物」に改称される。

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愛媛県南部から高速道路を経由してのアクセスが向上する同駅は、コンテナ車を最大13両取り扱うことができるコンテナホームを有しており、積替ステーションとして、ウイングボディタイプのトラックによる作業が可能となる。同駅では高松貨物ターミナルから5時3分に到着する下り列車と20時30分に発車する高松貨物ターミナル行き上り列車を扱う。

また、鍋島~東京貨物ターミナル間、東京貨物ターミナル~福岡貨物ターミナル間、百済(くだら)貨物ターミナル~札幌貨物ターミナル間、大館~隅田川間、隅田川~新潟貨物ターミナル間といった需要が高い区間で輸送力を増強するほか、宇都宮貨物ターミナル~高松貨物ターミナル間で大型の31フィートコンテナの輸送ルートを設定する。

今改正でも機関車やコンテナ、フォークリフトの増備が行なわれ、機関車では本線牽引用のEF210形電気機関車3両、入換え用のHD300形ハイブリッド機関車2両、本線牽引・入換え用のDD200形ディーゼル機関車8両を新製する。コンテナは総勢4050個、フォークリフトは総勢143台を新製する。

なお、機関車では青函用のEH800形電気機関車に車両の状態を遠隔でリアルタイムに監視するリモートモニタリングシステムが導入される。

このほか、駅設備のリニューアルやトラックからコンテナへの積替えを行なう積替ステーションの整備を推進。総合物流企業への実現へ向けた取組みとして、JR貨物初のマルチテナント型物流施設である「東京レールゲートWEST・EAST」が整備され、WESTは2020年2月に、EASTは2022年8月に竣工する予定。

《レスポンス 佐藤正樹(キハユニ工房)》

最終更新:2019/12/16(月) 16:15
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