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大学受験生の保護者がこの時期確認しておきたい「お金」の話 受験料、入学金を支払うタイミングについて

2019/12/21(土) 11:09配信

マネーの達人

大学受験を希望するお子さんや保護者にとっては、1月のセンター試験、その後の二次試験、2月に多い私立大学一般入試等、何かと気が張る時期になってきました。

この時期は、お子さんの体調に気を付けたり、精神的な支えになることはもちろん、お金の面で不安を感じることがないようにしておきたいものです。

今回は、受験生の保護者が押さえておきたいお金の話を、3つのテーマに絞ってお伝えいたします。

出願費用はどのくらいかかるか

受験をする際には、願書を取り寄せたり、受験料を払ったりと、出願するための費用がかかります。

願書は1校1000円程度と言われていますが、最近はWEB申請のところも増えてきており、この場合の費用はかからないのが一般的です。

高校受験の際には負担感のなかった受験料も、大学受験となると別で結構かかるものです。

■受験料は何を受けるのかによって異なり、私大一般入試は比較的高め
国公立を受験する場合に利用する、センター試験の検定料は、3教科以上受験の場合は1万8000円、2教科以下の場合は1万2000円(成績通知を希望する場合は、プラス800円)です。

二次試験を受ける場合は、1万7000円程度と言われています。

私立は大学によって異なり、一般入試では3万~3万5000円、なかにはそれ以上のところもあります。

センター試験利用入試※の場合は1万2000円~2万円程度です。

※センター試験利用入試とは、センター試験の受験科目を利用して、複数の大学や学部等を受けられるもの。

国公立大学との併願者が利用しやすく、一般入試より難易度が高いと言われている。

なお、2020年度から大学入試制度が変更される予定です。

■出願費用は意外と大きく金額も増加傾向
全国大学生活協同組合連合会「2019年度保護者に聞く新入生調査」報告書によると、出願費用(受験料・願書取り寄せ費用)は、国公立平均で12万7000円、私立平均では17万3900円のようです。

受験料の金額が大きい一般受験生のうち、5学部以上受験した人は全体の33%、10学部以上が5.2%のようです。

「受験料が増えて困った」と答えている人も増加しているようですが、2020年度から大学入試制度が変更されるため、現役入学志向が高まり、受験学部数や受験費用が増加したためと考えられています。

■受験料の見込み額が大きく変わっていったAさんの場合
大学入試制度が変わる前に、留年せずに大学に進学したいと考えるAさんは、国公立を受験せず、地元の私立大学の進学を目指しています。

【5月頃に考えていた受験校】
第1希望 B大学法学部

第2希望 C大学法学部

第3希望 B大学経済学部

一般入試での受験を決めているが、センター試験利用入試も活用するかもしれないので、センター試験も受験する予定です。

受験料の総額は10.8万円。

しかし、その後の模試の結果が芳しくありません。

【10月ごろに考え始めた受験校】
センター試験と、第1~第3希望大学の一般入試に加え、下記大学の受験を考えています。

D大学法学部(ちょっと頑張れば手が届きそう)

E大学法学部(多分大丈夫)

F大学経済学部(かなりの確率で大丈夫)

合格する可能性が一番高いF大学は、一般入試を利用せず、センター試験利用入試を活用予定です。

受験料の総額は18万円。

その後、第1希望のB大学の結果は相変わらず厳しいが、可能性にかけてみたいという気持ちが高まってくる。

【12月になって考え始めたこと】
B大学法学部は、2日間の受験日が設けられているので、両日試験を受けようと決めました。

センター試験の自己採点の結果が良ければ、センター試験利用入試も活用します。

受験料の総額は22.2万円。

このように、模試の判定や気持ちの変化等により、当初から見て、費用が大きく変わっていくことも考えられます。

どこまでお金を出すことができるのかによって、受験数も変わりますから、確認しておくようにしましょう。

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最終更新:2019/12/21(土) 11:09
マネーの達人

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