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【特集】備前焼がノートに!? 新たな形で魅力を発信する女性たち 岡山

2019/12/21(土) 14:30配信

KSB瀬戸内海放送

 約千年の歴史がある備前焼の産地、岡山県備前市伊部(いんべ)。備前焼の魅力を広く発信するため、女性たちが「意外な物」を開発しました。

備前焼のノートとは…

 備前市伊部で1947年に設立された窯元、「一陽窯」(いちようがま)。

 三代目の木村肇さん(45)は、毎年春と秋の2回、店の裏にある窯で窯焚きを行っていて、現在、冷ました作品を窯から出しています。

(一陽窯 三代目/木村肇さん)
「窯に詰めるのが10日くらいで、焼くのがもう10日くらいですかね。で、冷ますのが1週間ちょっとくらい。で、出すのに1週間ちょっとかかって、このあと全部手入れをして」

 一度に焼く作品は約3000点。木村さんの店には、時間をかけて仕上げた備前焼が並んでいます。

(記者)
「店内にはお皿など備前焼の品が約500点並んでいます。しかしその中にはちょっと変わった物もあります。こちら、備前焼の模様をプリントしたノートなんです」

 ノートは文庫本と同じ大きさのA6サイズで、税込み400円です。
 焼く時にわらが当たってできる「緋襷(ひだすき)」の模様と、まきの灰が振りかかってできる「胡麻」の模様の2種類で、本物の備前焼の写真をもとにデザインしました。

企画したのは備前焼作家の妻ら3人

 企画したのは木村さんの妻、敦子さん(38)です。敦子さんは普段、店で接客を行う中で「気軽に手にしてもらえる備前焼があればいいな」と感じていて、今年7月、2人の女性と一緒に「BIZEN PRODUCT」というプロジェクトを立ち上げました。

 今年10月から第1弾となるノートを制作し、一陽窯などの3店舗と専用のオンラインショップで販売しています。

 「Gallery Kai」で接客を担当している藤田恵さん(31)もBIZEN PRODUCTのメンバーの1人。2年ほど前、備前焼作家と結婚して和歌山県から引っ越してきました。

 備前焼のノートは2カ月ほどで約300部売れました。

(購入した人はー)
「すごく面白いなと思ったし、普段使いも使いやすいのかなと思いました」

(外国人旅行者はー)
「とてもいいと思います。旅行に来た外国人も、かばんに入れて持ち帰りやすいしね」

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最終更新:2019/12/21(土) 17:21
KSB瀬戸内海放送

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