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そのマヨネーズ、本当に必要?「ストップ・マヨハラ党」旗揚げした芸大生「苦手な人の声に耳を傾けて」

2019/12/29(日) 7:02配信

withnews

今年9月、東京芸術大の学園祭である選挙ポスターに釘付けとなりました。そこには「ストップ・マヨハラ党 戸澤遥」とあります。そして、「そのマヨネーズ、本当に必要ですか?」と問いかけてきます。マヨネーズが特別好きではない私にも、その気迫が伝わってくる。。。どういうことなんだ……? 動揺を隠しきれないまま、「党首」の戸澤遥さんに真意を聞いてみることにしました。(朝日新聞記者・吉田貴司)

【画像】「マヨハラ」の撲滅以外にも…「とりマヨ」の意識改革・「分マヨ」の徹底 その中身はこちらから

マヨハラってなに?

党首の戸澤遥さんは現在東京芸大のデザイン科2年生。ポスターについて伺うと、マヨネーズに関する幼少期のつらい経験について語り出しました。

――ストップ・マヨハラ党を立ち上げるきっかけは何ですか

幼いころから私はマヨネーズが苦手でした。そして、保育園に通ってた時のある日、昼食でゆで野菜が出て、そこにわーっとマヨネーズがかけられていました。どうしても食べられずに残していると、保育士さんの1人が「好き嫌いはしちゃダメですよ」って無理やり口に突っ込んできたんです。マヨがたっぷりかかったにんじんを。もう完全にトラウマになりました。

――そもそも、マヨハラって何ですか

マヨネーズは好きな人が圧倒的に多く、苦手な人は完全に少数派です。苦手だけれど少しくらいなら食べられるという人も多いです。私のような全く食べられない人にとって、「マヨは食べられて当たり前」という風潮そのものがハラスメントになるのです。「マヨという愛される食べ物が苦手であること」が私たちをマヨハラに導いて、生きづらさにつながってしまうのです。

――マヨネーズ苦手で困ることはどんなことですか

コンビニで買う時は裏の表示が見られますが、飲食店で食べるときには特に困ります。アレルギー物質の表示はあっても、マヨネーズは好き嫌いの範疇だから書いていないし。例えばサラダを頼むと、当たり前のように横にいるじゃないですか。横にいる分には良いんだけれど、全体にわーっとかかっているともう食べられない。

マヨネーズがペースト状である点も問題です。マヨは使い勝手がよく色んなメニューに隠し味などとして入れられますが、入っているとまわりの味を巻き込んできます。隠れマヨに結構遭遇するんですよ。それで食べられないでいると「戸澤、好き嫌い多くね?」っていわれる。でも、「マヨがなければ食べられるんだよ」っていうものばかりなんです。

――マヨネーズならではの問題も多いんですね

お好み焼きもたこ焼きもめちゃ好きなんですけれど、マヨは別になくてもいい。確かにビジュアル的には黒塗りのソースに白いマヨがあったほうがきれいだけれど、私は漆黒の大地の方がいい。でもかけるのが当たり前だったりするからかけないでくださいと言うと、店員さんが「えっ!かけないんですか!」って思いも寄らない表情をされたり、「わかりました、かけないんですね」と言ったのに、習慣でかけちゃって出てきたりすることもあります。

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最終更新:2019/12/29(日) 10:36
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