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「第二の古里」広野で教室 サッカーのアカデミー福島3期生

2019/12/22(日) 10:11配信

福島民報

 東日本大震災発生当時、JFAアカデミー福島三期生で広野中三年生だったメンバーによるサッカー教室は二十一日、町サッカー場で開かれた。三期生が震災から八年九カ月ぶりに町に集い、子どもたちと交流した。

 卒業式当日に震災が発生し町を離れなければならなかった三期生が、第二の古里に恩返ししようと初めて企画した。天皇杯の出場などで参加できない三人を除く九人が講師を務めた。広野町に住む幼稚園児や児童ら二十五人が参加した。

 遠藤智広野町長のあいさつのあと、児童らは三期生を交えたミニゲームなどを通して技術を学んだ。松本山雅FCの安東輝選手(24)らのプレーに目を輝かせながら、懸命にボールを追い掛けていた。

 広野小三年の鯨岡透真君(9つ)は「選手はみんな上手でプレーできて楽しかった。もっとサッカーをうまくなりたい」と語った。

 児童らからのサインの求めに快く応じていた、いわきFCの平岡将豪選手(24)は「来季はJヴィレッジで開かれる試合もある。町民の皆さんに応援に来てほしい」と期待した。

 現在、静岡県にあるアカデミー福島の男子は二〇二一(令和三)年度から段階的に広野町に戻る。国士舘大職員の橋田慎太郎さん(24)は「アカデミー福島を身近な存在に感じてもらえるように、これからも開催していきたい」と力を込めた。会場には三期生の恩師や同級生も駆けつけ、旧交を温めた。参加した三期生は次の通り。

 浅岡大貴、安東輝、石川朝貴、木下諒、橋田慎太郎、早坂武流、平岡将豪、前田拓海、宮園栄人

最終更新:2019/12/22(日) 10:11
福島民報

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