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誰が?何のため?→通行人がスマホでチェック 防犯カメラ情報確認システム 群馬大大学院が開発

2019/12/23(月) 6:03配信

上毛新聞

 群馬大大学院理工学府(桐生市天神町)は、防犯カメラの管理者や設置場所、運用方法などの情報を、通行人がスマートフォンで見ることができるシステムを開発した。防犯カメラは、犯罪捜査や行方不明者の捜索などに効果をもつ一方で、プライバシーを不安視する声もある。カメラの素性を知ることで、市民の権利を守る狙いがある。

◎プライバシー保護が狙い 桐生市内で実証実験

 藤井雄作教授らの研究グループが開発した。防犯カメラが撮影した画像の閲覧履歴などを公開することで不正利用を抑止する同大開発のネットワークカメラシステム「e自警ネットカメラ」に試験導入した。

 新たなシステムでは、通行人がスマホにインストールした専用アプリを使うと、例えば近隣に設置されたカメラを「自治体が管理する防犯用のカメラだ」などと確認ができる。

 スマホの画面上に表示されたカメラを選択し、実際のカメラのLEDを点滅させて、目視で確認することも可能だ。設置位置と設置者の説明サイトなども閲覧できる。サーバーは全国に1カ所あればよく、信頼できる第三者機関で運用されることを想定している。

 現在は同市内の駐車場に設置されている6台で実証実験をしている。

 同理工学府の田北啓洋(あきひろ)助教は「プライバシーが確実に守られることを確認し、カメラの素性紹介、識別機能によって(プライバシー保護を)市民に納得してもらえると考え開発した」と話している。

最終更新:2019/12/23(月) 6:03
上毛新聞

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