ここから本文です

【特集】我が家の『家紋』知っていますか?知られざる家紋の世界 「研究」して「新たに生み出す」男性の思いとは

2019/12/23(月) 16:40配信

MBSニュース

お墓や着物、時代劇などで目にする家紋。動物や植物など様々なものがモチーフになっていて、様々な種類があり、日本人のほとんどの家に家紋があるといわれています。しかし近年、自分の家の家紋を知らない人が増えていて、このままでは消えてしまう恐れもあるといいます。家紋を守ろうと奔走する男性の活動を追いました。

日本初の『家紋フェス』開催

11月10日に京都で行われた日本初のイベント『家紋フェス』。これは家紋の魅力を知ってもらうためのイベントで、会場では家紋に関する専門家の講演や、家紋の色塗り体験などが行われ、子どもからお年寄りまで多くの人が訪れました。

「前から家紋は持っているけど、意味が分からなかった。」(来場者)
「今まで知らなかった家紋も沢山あって、見ていて楽しいです。」(来場者)

このイベントの仕掛け人が、家紋研究家の森本勇矢さん(42)です。

「森本家の家紋は『割り梅鉢』という紋で、梅鉢という紋の中心をくり抜いたような形状をしているものです。」(森本勇矢さん)

森本さんはクラウドファンディングで資金を集め、仲間と手作りで家紋フェスを開催しました。

推測される家紋の数は20万以上!?

森本さんは京都の西陣で100年続く染色補正士の家に生まれました。「染色補正」とは、着物を染める時に発生したしみや汚れなどを取り除き修復する仕事で、森本さんはその仕事を通じて家紋に興味を持ち、34歳の時に研究を始めました。

「家紋というものは、平安時代の末期ぐらいに宮中に出入りする牛車に付けた『車紋(くるまもん)』と言われるものから家紋として発展していくんですよ。それが継承していくという特性を持って、家のシンボルマークという形でどんどん発展していく。」(森本勇矢さん)

公家から始まった家紋は武家社会にも伝わり、敵味方を区別するため武具や旗などに家紋を入れるようになりました。明治時代になって全ての国民が名字を持つようになると爆発的に広がり、現在確認されている家紋の数は5万以上、推測では20万以上あるとされています。

1/3ページ

最終更新:2019/12/26(木) 10:32
MBSニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事