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災害関連死2人認定 台風15号停電影響、富里と南房総の高齢者

2019/12/24(火) 11:08配信

千葉日報オンライン

 千葉県は23日、9月の台風15号に伴う大規模停電の際に亡くなった富里市の男性(84)と南房総市の女性(93)が災害関連死と認定されたと発表した。今秋の県内の一連の災害を巡り、関連死認定は初めて。両市から報告を受けた県市町村総合事務組合が、国の基準も踏まえ、停電と死亡に因果関係があると判断した。

 富里市の男性は、9月9日午前11時ごろ、自宅で倒れているのを、息子とかかりつけの医療関係者が見つけ、その場で死亡が確認された。普段から使用中の酸素吸入器が停電で使えなくなり、携帯用ボンベに自力で切り替えようと試みた形跡があったという。

 南房総市の女性は9月10日午後2時ごろ、停電でエアコンが使えない自宅内で倒れているのを家族が見つけ、救急搬送されたが、熱中症の疑いで死亡。午前中は家族の車の中でエアコンをつけて避難。家に戻ってから体調が急変したとみられる。停電に伴い、水道も使えなくなっていたという。

 9月9日に本県を直撃した台風15号では、住宅や農業に甚大な被害が生じ、重軽傷者も82人に上るが、直接的な死者はゼロだった。県内大規模停電の解消には約2週間を要した。

 災害関連死の認定は、国などから弔慰金を支給する際に必要となる。

最終更新:2019/12/24(火) 11:08
千葉日報オンライン

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