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介護業界歴15年のエリアマネージャーに聞く 高級老人ホームと安いホームとの違い、そして選ぶ時の判断材料

2019/12/25(水) 11:02配信

マネーの達人

親が要介護になった際、受け入れ先として有料老人ホームが候補になります。

しかし一言で有料老人ホーム(以下、ホーム)と言っても値段は地域や内容でピンからキリまであります。

首都圏であれば月々の総額20万~が低価格、総額40万以上するホームも珍しくありません。

しかし高級ホームと安いホーム、何が違うのか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、老後の住まいを検討している方に向けて、「高いホームと安いホームの何が違うのか」そして「選ぶ時の判断材料」をご説明します。

安い有料老人ホームと高級老人ホームは何が違うのか

結論から述べると、安いホームと高級ホームの料金差は大きく2つです。

(1) 設備や食事にコストが掛かっている。
(2) 介護や看護の人員配置が多い。

値段が安いのは、安いなりの理由があります。

独身寮をホームに改修することで建築コストを下げている場合や、共有部や居室のスペースを必要最低限にして部屋数を増やすことでホーム全体の利益を上げているからです。

もちろん、スタッフの人員配置も必要最低限となります。

逆に高級ホームは付加価値を付けるためグレードを上げています。

共有部や居室が広い、ホーム内の装飾が良い、食事の素材が良いといった見える部分に力を入れることや、介護や看護の人員を基準よりも少し多めに配置してサービスの提供量を増やすこともあります。

看護師を24時間配置すると人件費の分だけ価格も上がりますが、利用する側にとっては大きな安心材料になります。

でも考えるべきは「ホームが自分の親にとって合っているのか」という点です。

ホームに何を求めるのかを決めておくと選びやすい

「どうせ入るなら、少しでも自分の親に合ったホームを選んであげたい。」家族として、このように考えるのは当然でしょう。

そこで実際に探し始めると、

「特色がよく分からない」
「いろいろありすぎて選べない」

という方が多いのではないでしょうか。

老人ホームの業界も特色を打ち出すような差別化が進んだのですが、選ぶ側にとっては分かり難くなってしまいました。

有料老人ホーム紹介会社は、そのような方々に合ったホームを紹介してくれるので便利です。

しかし紹介会社も手数料を稼いでいるため、契約していないホームは紹介してくれないでしょう。

ここで筆者からの提案は、

(1) 介護の質
(2) レクリエーション

(3) 設備・食事

の順番で検討されることをお勧めします。

介護を求めてホームに入居する以上、介護の質はとても大切です。

ホームの雰囲気や介護・看護スタッフの人柄が介護の質に直結します。

レクリエーションは認知症予防やリハビリ効果も期待できます。

ホームでの生活は単調になりがちなので、レクリエーションの数は多い方が良いです。

最後に設備・食事です。

生活の潤いという点では大切ですし、見える部分なので評価しやすくもあります。

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最終更新:2019/12/25(水) 11:02
マネーの達人

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