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激務でも年間100日以上海外旅行できる方法 弁護士が伝授

2019/12/26(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 高収入だといわれる弁護士だが、日弁連の実態調査(2018年)によると、収入から必要経費を差し引いた所得は、200万円以上500万円未満と回答した弁護士が最も多かった。平均は959万円で、これは06年の同調査の1748万円の約半分の水準になる。

 一般的なサラリーマンと比較して、そんなに変わりはないようだ。

 そんな中、顧問先企業を約70社持ち、安定した売り上げを達成する弁護士がいる。藤井総さん(ファースト&タンデムスプリント法律事務所・代表弁護士)だ。

 どんな仕事のやり方をしているのか。

■育児はIot家電で無駄を省く

「仕事はノートパソコン1台を持って、海外を旅しながらすることも多いです。最近もネパールに行ったり、妻と生後数カ月の子どもを連れて、台湾やタイの首長族村へ行ってきました。15年に独立して以来、4年間で40カ国以上は行きましたね」

 弁護士は拘束時間が多い仕事で知られるが、3年連続で年間100日以上は海外を旅しながら仕事をしている。確かにSNSには、ブルネイのジャングルクルーズやトルコの世界遺産セリミエ・モスク、カンボジアの世界遺産アンコールワット遺跡など、さまざまな旅先から、ノートパソコン1台で仕事をしている姿が投稿されている。

「家でも旅先でもどこでも、生活をするように仕事をしています。ワーク・アズ・ライフです」

 つまり、パソコンさえあれば旅先でも仕事が可能。仕事と生活の分け目をなくした概念だ。藤井さんの自宅は、テクノロジーが駆使されている。

「育児中なので、何かと負担が大きい家事ですが、インターネット接続のIoT家電を使うことで負担を軽減できています。食洗機や洗濯乾燥機を使うのはもちろんのこと、買い物はAIがアシスタントする音声ショッピング(注文から決済まで自動)にして、オムツなどかさばるものや、飲み物など重いものはわざわざスーパーに買いに行きません。掃除は、掃除機ロボットと拭き掃除ロボットがやってくれますし、料理は材料を放り込めば自動的に炒めたり煮込んだりしてくれる自動調理家電を使って無駄をなくしました」

 家事で困ることはないようだが、顧問先との関係はどうなのだろうか。

■クライアントとの対面や電話は廃止

「クライアントの対面や電話は、時間や手間がかかるので廃止しました。相談や会議、打ち合わせなどはチャットツールを利用し、全国に点在する顧問先とリアルタイムでやりとりをしています。チャットにしたからといって、顧客に提供する質が落ちることはないですね。資料はクラウド上で管理をして、紙類もほとんどありません。この方が他の人と共有する際にも容易ですし」

 もっとも、これほどITを取り入れて効率重視だと、人とのつながりが希薄にならないのかという心配も出てくる。

「効率化すべきなのは、あくまでも単純・面倒な作業であって、人とのつながりは幸せに生きるために大切なことです。家族と過ごす時間が増え、仕事仲間であると同時にプライベートの友人も増えました」

 普通のサラリーマンにも応用できるし、そもそも数年先にはこれが当たり前になっているはず。藤井さんは新年早々の2月に世界一周旅行をする予定だという。

最終更新:2019/12/26(木) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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