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女子プロゴルファーになるには? そもそも何人いるの? 合格率約3%のツアープロ、3年受講のティーチングプロ、どちらも大変だった!

2019/12/27(金) 16:32配信

みんなのゴルフダイジェスト

渋野日向子の大活躍に湧いた2019年の女子プロゴルフ。ゴルフ界でプロフェッショナルな技量と知識を持っている証ともいえる「プロゴルファー」の称号だが、その仕組みはイマイチわからないという人も多い。いったいゴルフの「プロ」とは、どんなもので、どうすればなれるのか?

「女子プロゴルファー」には2つのカテゴリがある

まずゴルフの「プロ」には、大きく2つのカテゴリがある。大会に出場し順位に応じた報酬を得て生計を立てる「ツアープロ」と、ゴルフに関する技術や知識を第3者に伝承することで報酬が得られる「ティーチングプロ」の2種類だ。それぞれの「プロ」を目指した場合、そのアプローチも異なる。

「日本女子プロゴルフ協会(LPGA)」のプロ資格取得を例に2つのプロの目指し方を紹介する。

ツアーで活躍する「女子プロ」になるためにはハンディキャップ5以下が目安

まず、レギュラーツアーや下部のステップ・アップツアーで賞金を稼いで報酬を得ることを目的とする「ツアープロ(トーナメントプロ)」にはどうやったらなれるのだろうか。

テストは年に1回行われ、受験資格は最終テスト開催年度で満17歳以上の女子、技術における受験資格は設けていないがJGAかUSGAのHDCP5.0以下のゴルファーが推奨されるという。いわゆる「5下シングル」以上の腕前が、プロテスト受験の目安ということだ。
実技試験は第1次から2次、最終選考まであり、選考を通過できる、すなわちプロになれるのは最終プロテストの競技終了時点で上位20位タイの選手のみと定められている。

また各予選段階には、受験免除の要項もあり、当該年度のトーナメント プレーヤー(TP)単年登録者や過去3年間の「日本アマチュアゴルフ選手権」「日本女子学生ゴルフ選手権」の優勝者や、「日本女子オープン選手権」でのローアマチュアを獲得した者などは2次選考までが免除される。ただし、このうちTP単年登録者以外の条件は1度限りしか使えないため、使いどころも重要だ。

2020年のプロテストに挑戦したのは免除者を除けば約550名。参加したうち、合格できるのは約3%と極めて狭い門となっている。

そして、晴れて選考を通過した後は、入会式を経て「新人セミナー」などトーナメントプロとしての研修を終え、晴れて「ツアープロ」資格を得ることになる。

また、あまり知られてはいないが、プロテスト合格後には「入会金」として60万円を最終プロテスト後に納めなければならない規定もある。それまでの実技試験のエントリーフィと併せて合計80万円ほど。

さらに翌年、賞金を稼ぐために出場する大会の優先順位を決める「QT(クオリティトーナメント)」へのエントリーフィにさらに9~15万円程度が必要となる。翌年、ツアープロとしてレギュラーツアー参戦を目指すためには、あらかじめ100万円程度の受験資本金が必要となる計算だ。

ツアープロになるということには、それだけの価値があるということだろう。

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最終更新:2019/12/27(金) 19:05
みんなのゴルフダイジェスト

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