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【2019年もっとも運転の楽しいクルマを決定(1)】ノミネート車11台 ドライバーズカー選手権2019

2019/12/28(土) 18:50配信

AUTOCAR JAPAN

恒例のドライバーズカー選手権は30周年

text:Richard Lane(リチャード・レーン)ほか
photo:Luc Lacey(リュク・レーシー)/Olgun Kordal(オルガン・コーダル)
translation:KENJI Nakajima(中嶋健治)
 
4日間を掛けて、11台の新しいクルマの中から、2019年の英国ベスト・ドライバーズカー(BBDC)を決める選手権。わたしが副題をつけるなら、「意味の重たい数字」

【写真】ベスト・ドライバーズカー選手権 (75枚)

7名の審査員それぞれの持ち点は50ポイント。一般道とサーキットで25点づつノミネート車両へ配点する。350点に一番近いクルマが優勝。サーキットでのラップタイムやスペックも情報として並ぶが、それらの数字は審査とは基本的に関係はない。

とはいえ、BBDC選手権で重要なのはやはり数字。価格、馬力、燃費、スピード、コーナリングGなど。だがそれ以上に重要なのは、フィーリングやバランス、フィードバックといったもの。何よりも、運転して楽しいかどうか。

BBDC選手権、通称ハンドリングデイは、同じ判断基準で30年目を迎えた。過去の選手権の様子も、サイト検索でご覧いただけると思う。

一昔前では考えられないような加速力や最高速度、グリップ力、ラップタイムを叩き出すいま、BBDC選手権で大切にする運転の楽しさは、従来以上に重要な要素だと思う。クルマは僕たちを笑顔にしてくれるだろうか?

昨年の勝者、マクラーレン600LTは、タイトルを守るべく今年も加わった。今年はその他に個性的な10台がノミネートしている。いつものことだが、ノミネートした11台は、すでに2019年でベストといって良い仕上がりのクルマ。素晴らしいものだけが集まっている。

どのクルマも優勝する可能性は0ではない。だが、選ばれるのは1台限りだ。

(マット・プライヤー)

2019年のノミネート車両 アンダー400ps

2019年のノミネート車両は、昨年の勝者、マクラーレン600LTのスパイダー版を加えて11台。最高出力順にご紹介しよう。日本勢としてはマツダMX-5(ロードスター)とトヨタGRスープラが参加する。

■マツダMX-5(ロードスター) 30thアニバーサリー
価格:2万8095ポンド(393万円)
最高出力:183ps、車重:1124kg、0-100km/h加速:6.5秒、最高速度:218km/h
2019年の、お手頃ドライバーズカー選手権の優勝モデル。コンパクトなロードスターとしての存在感を見せて欲しい。

■ルノー・メガーヌRSトロフィーR
価格:5万1140ポンド(715万円)
最高出力:300ps、車重:1306kg、0-100km/h加速:5.7秒、最高速度:262km/h
今年一番に、ずば抜けた熱さを備えたホットハッチ。その温度は過去1番かも知れない。

■アリエル・アトム4
価格:3万9975ポンド(559万円)
最高出力:320ps、車重:595kg、0-100km/h加速:2.8秒、最高速度:249km/h
すでに我々のロードテストでは満点を獲得しているクルマ。納車に3年も待たなければならない人気だ。昨年とはまったく異なるモデルに進化している。

■トヨタGRスープラ3.0プロ
価格:5万4000ポンド(1054万円)
最高出力:339ps、車重:1495kg、0-100km/h加速:4.3秒、最高速度:249km/h
AUTOCARでのグループテストで優勝を果たした、新しいスープラ。復活をみんなが待っていた。スポーツカーとしての期待は大きい。

■ダラーラ・ストラダーレ
価格:14万3500ポンド(2009万円)
最高出力:400ps、車重:895kg、0-100km/h加速:3.3秒、最高速度:265km/h
今年ドライブしたクルマの中で、最高のサーキットマシンだ。

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最終更新:2019/12/28(土) 21:13
AUTOCAR JAPAN

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