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なぜジャマイカに大勝したUー22代表メンバーはミーティングでの森保監督提案を拒否したのか?

2019/12/29(日) 5:02配信

THE PAGE

 スペインでプレーするU-22日本代表のゴールキーパー、山口瑠伊(エストレマドゥーラUD)がボールを手で扱ったのは、前半でわずか一度だけだった。U-22ジャマイカ代表が苦し紛れに蹴った縦パスが通らず、そのままキャッチしたのが39分。飛んできたシュートはゼロだった。

 トランスコスモススタジアム長崎で28日に行われたキリンチャレンジカップ2019。前半のほとんどがジャマイカ陣内で展開される、いわゆるハーフコートマッチとなり、キックオフからわずか28分間で大量5ゴールをもぎ取る日本の猛攻を導いたのは、前線からの連動した激しいプレスだった。

「立ち上がりだけでなく、90分間を通してすべて前線から取りに行こうとみんなで言っていた。観ていた方々も楽しかったと思うし、プレーしていた選手自身が一番楽しかった」

 試合後に会心の笑顔を浮かべた、1トップの前田大然(CSマリティモ)のプレスから先制点が生まれた
。一度は相手にかわされ、右タッチライン際へパスを出される。あきらめずに方向転換する前田に連動するように、右ウイングバックの長沼洋一(愛媛FC)も猛然と間合いを詰めた直後だった。

 大きなプレッシャーを感じたのか。前田と長沼に挟まれた相手選手がパスミスを犯した。こぼれ球はMF中山雄太(PECズヴォレ)と前田を経由して、相手ゴール前にいたMF安部裕葵(FCバルセロナ)へテンポよくわたる。次の瞬間、相手ディフェンダーがたまらず背後から安部を倒してファウルを献上する。開始わずか5分。中山の直接フリーキックが、ゴール左上を鮮やかに射抜いた。

 豪快な一撃が呼び水となり、日本のプレスがさらに鋭くなる。マイボールになってもすぐに奪い返される展開に、ジャマイカはシュートを放つどころか、日本のペナルティーエリア内に侵入することもできない。16分にMF旗手怜央(順天堂大)、17分に前田、19分に再び旗手がゴールで続いた。

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最終更新:2019/12/29(日) 5:16
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