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中国、医薬品調達プログラム拡大-国内外の製薬会社に価格競わせる

2019/12/30(月) 7:16配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国はジェネリック(後発薬)調達プログラムの対象に33の医薬品を追加する。国内外の製薬会社に価格を競わせることになり、中国勢が優位に立つ可能性がある。

中国は約3カ月前、25品目を対象とする試験的な集中調達プログラムの全国的な実施に動いたが、政府は29日、糖尿病や感染症、認知症向けを含む医薬品33品目を対象とする第2弾を発表した。

発表文によると、新たに対象となった医薬品のジェネリックとブランド薬(先発医薬品)メーカーは来年1月中旬までに応札する必要がある。政府は価格上限を設定しており、特定の医薬品について4社超が全国需要の最大80%を最長3年間供給することを認める。

中国は14億人に上る国民のヘルスケア改善に向けた大規模な改革の一環として、主要都市で医薬品を調達する方法を見直している。ジェネリックの価格引き下げはそうした計画の重要な一端を担う。

このイニシアチブで恩恵を受ける企業は拡大している。2018年12月に導入された試験プログラムは特定の医薬品の主要なサプライヤーとして1社を指名する形で始まった。今年9月に全国に拡大された際には、特定の医薬品について最大3社が病院向け納入の最大70%を占めることが認められた。

ファイザーやロシュ・ホールディングなど外国の大手医薬品メーカーは、低価格でジェネリックを販売する国内メーカーに押され、特許切れ医薬品の売り上げが落ち込んでいる。

ジェネリックの集中調達プログラム導入を受け、外国勢は中国での売り上げ確保で特許切れ医薬品への依存を減らし、同国により多くの新薬を投入するようになっている。中国は米国に次ぐ世界2位の医薬品市場。

原題:China Expands Drug-Buying Program to Cut Costs for Patients(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Bloomberg News

最終更新:2019/12/30(月) 7:16
Bloomberg

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