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アイドル志望の空手少女がプロレス団体のエースになるまで…山下実優「やっぱり私は闘う人」

1/2(木) 11:09配信

AbemaTIMES

 柔道と空手を経験。空手では全国大会で入賞したこともある。中学卒業後は一転してアイドルを目指した。幼い頃は家族が好きだったモーニング娘。のファンで「『RIVER』の前くらいからAKB48が好きになりました。あっちゃん(前田敦子)推しで」。

 アイドルをはじめ芸能関係のオーディションをいくつも受け、周囲のレベルの高さに「応募したとはいえ“なんで私が呼ばれたんやろ”って思いました(苦笑)」。そんな時に紹介されたのがDDTの“大社長”高木三四郎。女子プロレスの新団体を作るという話を聞き、一期生として入門することになった。地元の福岡から上京したのは17歳の時だ。

「芸能人になりたかった時期もありますけど、やっぱり自分は“闘う人”なんだなっていう感覚がありますね。闘うのが好きだし、K-1とかいろんな格闘技の試合を見るのも好きですし」

 現在の女子プロレスの流れ、東京女子の雰囲気からすると“アイドルレスラー”を目指すという手もあったはずだが、そうはならなかった。

「自分のベースは空手で、武器は蹴り。それまでにやってきたことが自然に出ました。アイドルレスラーは……やっぱり無理があるんじゃないですか(笑)」

 最近はトップ戦線での試合だけでなく、新人相手の試合も印象に残る。

「自分が引き出してあげるとは言わないですけど、相手が限界を超えたところで力を出せるような試合できたらと思ってます。出せなかったらそれまでですけど。自分は先輩がいないので、里村(明衣子)さんと試合するまで“壁”になってくれる相手がいなかった。私も後輩の“壁”になれたらと。そのためにも、もっと力をつけたいです」

 東京女子プロレスは一期生3人でスタート。後輩を気にかけるようになるなんて想像していなかったと言う。だが自分が成長するにつれて団体も大きくなった。2020年はベルトを取り戻し、両国国技館大会単独開催に向けて「大会の中身をもっと濃くしていきたい」そうだ。

「両国に至るまでに、全国いろんな場所で試合がしたいです。お客さんの反応って、会場によって本当に違うんですよ。ノリのいいところもあるし、静かに見る人が多い場所もある。いろんな反応を味わうことで、私たちも成長できると思ってます」

 やはりその言葉は“エース”らしさを感じさせるものだ。

文・橋本宗洋

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最終更新:1/2(木) 13:59
AbemaTIMES

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