ここから本文です

「在日を抹殺しよう」 川崎市施設に虐殺宣言の年賀状

1/6(月) 22:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

 川崎市の多文化交流施設「市ふれあい館」(川崎区桜本)に在日コリアンの殺害を宣言する文面がつづられたはがきが年賀状として届いていたことが6日、分かった。同館は利用者や職員に在日コリアンが多いことで知られる。市は事実確認を急ぎ、警察に被害届を出すことを含めて対応を検討している。

 官製の年賀はがきに「謹賀新年 在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう。生き残りがいたら、残酷に殺して行こう」と書かれていた。筆跡を隠すためか、定規で引いたような角張った文字で記され、「川崎市ふれあい館御中」と宛名書きされていた。年末年始の休館が明けた4日、同館の職員が気付いた。

 6日の定例会見で対応を問われた福田紀彦市長は「関係機関と連携して事実確認を行い、必要な措置を図っていきたい」と明言。市人権・男女共同参画室によると、横浜地方法務局と情報を共有したほか、威力業務妨害容疑などで被害届を出すことも念頭に近く神奈川県警に相談するという。

 同館は1988年、民族差別の解消を目的に在日コリアン集住地区である桜本に開設。幼児から高齢者まで地域住民の利用があり、多文化共生を掲げる市の先進的な人権施策を象徴する施設として全国的に知られる。

神奈川新聞社

最終更新:1/7(火) 16:07
カナロコ by 神奈川新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事