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【京都金杯】サウンドキアラが快勝!京都初日から見えたのは「内枠有利+京都巧者」というヒント

1/6(月) 11:20配信

SPAIA AI競馬

2020年の京都金杯はサウンドキアラが快勝!

有馬記念の熱狂からわずか2週間。その熱が冷めないうちにやってくるのが、年の初めの東西金杯。めでたさ満点の名物重賞だが、東西ともGIIIのハンデ戦で、正月ボケから強制的に引っ張り出されるような難解さは今年も健在。実績でいえば東西どちらも団子状態、加えて厳冬期、調整が難しい年末年始とくれば、推理すべきポイントは多い。考えることが大好きな競馬ファンに課せられた冬休みの宿題だ。

関西圏の新年を飾る名物レース京都金杯。トップハンデ57キロ、最軽量53キロと上下差たった4キロという力量接近のレースを制したのは、3番人気でハンデ53キロのサウンドキアラが4角5番手から直線早めに抜け出し、快勝した。昨春は格上挑戦でヴィクトリアマイル(7着)出走、夏にオープン入り、昇級2戦目での重賞Vという勢いは新星誕生を予感させるものだった。2着は2番人気のダイアトニック、3着は先に抜け出した14番人気ボンセルヴィーソだった。

読みにくい京都の芝

1回京都芝は秋以来のAコース施行。この芝がクセモノで、馬場状態に極端なバイアスがかかるケースが多い。Aコースは前年秋の4回京都以来なので、通常はコース形態を考えても内枠有利が定石ではあるが、年によっては前年秋の馬場状態が悪く、1回京都の開幕から外が伸びる、いわゆる外差し馬場になることもある。昨秋の京都は例年と比較すると馬場状態が悪かったという記憶がさらに混沌に追い込む。

馬場読みは癖が強い地方競馬では昔から注目される予想法だったが、近年は中央競馬でも馬場への興味関心は高まっている。中間の馬場整備情報もより詳細に、また含水率の発表とJRAの情報発信の密度の濃さはファンが馬場を気にしだした証拠だろう。

馬場読みは傾向をヒントとする。京都金杯までに行われた芝レースは3鞍あり、3着以内に1枠2回、2枠3回、3枠2回と内枠が絡む例年通りの内枠バイアス馬場であり、京都金杯も2枠3番サウンドキアラが好位から抜け出した。枠なりに5番手のインから先に動いたボンセルヴィーソに併せながら、手応えが怪しいモズダディーの間という直線入口の進路取りが絶妙だった。半マイル47秒1-46秒9のイーブンだが、後半4ハロンは11秒9-11秒9-11秒4-11秒7とマイル戦らしい止まらない流れでサウンドキアラは残り400mの11秒4で先頭に立った。最後もダイアトニックが猛追するも11秒7と自身は止まる気配なし。斤量が増えるであろう今後も同じようなレースができるか注目。

2着ダイアトニックはスミヨン騎手がためて弾けるというレースを徹底させていたが、元来は中団から立ち回れるタイプ。今回は北村友一騎手が騎乗し、彼らしくインで我慢させ、直線入口の進路取り争いを制して外に持ち出す好プレー。ロスなくエネルギーを爆発させるクレバーな競馬が好位勢独占の中、中団から2着に押し上げた要因であった。

14番人気3着ボンセルヴィーソは2歳時にGI好走もあるベテラン。京都3勝のコース巧者がマルターズアポジーを利用する2番手の競馬という得意な形に持ち込んだわけで、好走は不思議ではない。

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最終更新:1/6(月) 11:20
SPAIA AI競馬

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