ここから本文です

家の4分の3はデッドスペース!? アメリカで起こる”小屋ブーム”ーー今小さな家が見直される理由

1/6(月) 16:00配信

AMP[アンプ]

環境に与える好影響も指摘

世界経済フォーラムがアメリカ国内で小屋暮らしをする80名を対象に調査したところ、平均より45%も環境に与える影響が少ないことがわかったという。これは家に使われる資材やそれらを運ぶエネルギーなどから、光熱費、水道代などのランニングコストまで含まれる。

特に、アメリカの多くの住居は家全体の空調を一括でコントロールするシステムであることが多いため、必要な部屋だけ空調を効かすというのが難しく、家全体をダウンサイズすることはエネルギーの大きな削減につながる。

また同調査が指摘する、興味深い別の影響もある。なんと小屋暮らしは環境へのインパクトのみならず、生活者のライフスタイルにも大きく関与しているのだという。

小屋暮らし実践者の開始前後の生活スタイルの変化を比べたところ、キッチンが狭くなったことで外食が増えたという声や、ごみを保管しておく場所がないのでリサイクルに積極的でなくなったなどネガティブな意見が一定数報告された一方で、約86%が生活が好転したと回答したという。

彼女らは、雨水を貯水して再利用したり、食べ物の地産地消をより心がけるようになったり、ごみ極力出さないエコな生活様式に開眼する者が多かったとも。

2019年はネットフリックスで近藤麻理恵氏のお片付け番組も放送開始し、アメリカでも空前の断捨離ブームが起こった。大きさを重視するこれまでの価値観へのカウンターカルチャーとして、小屋暮らしがもたらすシンプルライフは今後も人々を魅了するのではないだろうか。

文:橋本沙織 / 編集:岡徳之(Livit)

3/3ページ

最終更新:1/6(月) 16:00
AMP[アンプ]

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ