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トルコ、リビア暫定政権支援へ部隊派遣 代理戦争…混迷深まる

1/7(火) 18:32配信

産経新聞

 【中東支局】国家分裂状態にある北アフリカのリビア情勢をめぐり、トルコのチャブシオール外相は6日、シラージュ暫定政権を支援するため、軍事専門家や技術支援要員らの部隊を派遣すると明らかにした。ロイター通信が伝えた。ロシアやエジプトなどの後押しを受けて暫定政権側と交戦する有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)はこれに強く反発。トルコの介入により、周辺国の代理戦争と化しているリビア情勢は、いっそう混迷の度合いを深めている。

 トルコ議会は今月初め、暫定政権側の要請を受ける形で、リビアへの派兵を承認。エルドアン大統領は5日、暫定政権が拠点とする首都トリポリへの軍部隊派遣が進んでいると述べた。産油国であるリビアへの影響力を強め、将来のエネルギー確保につなげる狙いもあるとみられる。

 一方、LNAは6日、暫定政権の勢力下にあった中部の要衝シルトを制圧したと発表。LNAを率いるハフタル司令官は、トリポリへの攻勢も強めている。

 トルコは、部隊の派遣は「停戦を実現し政治的解決を促す」ためだとしているが、軍事的に劣勢の暫定政権側がトルコの支援で勢力を回復すれば、戦闘がさらに激化する可能性もある。

最終更新:1/7(火) 18:32
産経新聞

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