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【医師に聞く】ピルのネット購入はNG!偽造薬の可能性も

1/7(火) 8:00配信

Medical DOC

ネットで検索すると、意外と簡単に安価で手に入るピル。ネットで簡単に購入できるからサプリメント感覚で購入する女性もいるかも。しかし、山田ウイメンズクリニックの中崎先生は、ピルのネット購入は危険なので注意が必要とのこと。ネット購入のピルを飲み続ける危険性やピルを安全に服用するための方法について伺った。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
中崎千晶先生(山田ウイメンズクリニック)
日本大学医学部を卒業。東京医科大学病院産科・婦人科に勤務する傍ら、山田ウイメンズクリニックで勤務。日本産科婦人科学会認定専門医。日本産科婦人科学会、日本生殖医学会、日本女性医学学会に所属。西洋医学と東洋医学の両方を取り入れたクリニックで、一人ひとりに寄り添って日々診療にあたっている。

ネット購入は手軽だが、代償は大きい

編集部:
ピルがネット購入できることについて、中崎先生の見解をお聞かせください。

中崎先生:
ネットで販売されているもののほとんどが、個人輸入代行によるものが多く、その中には正規品ではないものや偽造薬も紛れています。もし偽造品のピルであった場合、避妊を目的に飲んでも有効成分が含まれておらず、妊娠してしまう可能性があります。また、ホルモン成分が含まれていたとしても、用量が的確でなければ健康被害をもたらすこともあります。また副作用が出た場合、もしインターネットで購入した薬であれば病院に受診してもすぐに対応することが難しいです。医師の立場からすると、処方箋がなくても購入できるネット購入は危険といわざるを得ません。

編集部:
ネット購入する人の中には、「病院に行く時間がないから」という方もいるようです。

中崎先生:
ピルはサプリメントではなく、あくまでも薬です。病院に行く時間がないからと、手軽にネットで購入した場合、後になって身体に大きなダメージをもたらす可能性もあります。そのリスクを避けるためにも、産婦人科の医師に相談したうえで処方してもらい、正しく飲むことが大切です。

編集部:
病院で処方される薬とネット購入する薬では、値段は違いますか?

中崎先生:
先ほども述べたようにネット購入できるものは偽造品の可能性も十分ありますし、値段があまりにも安すぎる場合、偽造薬や粗悪品の可能性が高いので注意が必要です。たとえそれが本当にピルだったとしても、海外で作られたものだった場合は、ホルモン量など日本の規格に合っていない可能性もありますし、それが服用する方に合った薬かどうかは判断のしようがありません。

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最終更新:1/7(火) 8:00
Medical DOC

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