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ロート製薬・ラジュ副社長に聞く “国内初のCHO”が進める健康経営<卓球応援企業特集>

1/8(水) 12:50配信

Rallys

「このままでは国の状況は厳しくなる、医療費負担で」

そう警鐘を鳴らすのは、ロート製薬を副社長として率いるジュネジャ・レカ・ラジュ氏。インド出身のラジュ氏は、研究部門から国内初のCHO(チーフヘルスオフィサー、最高健康責任者)に抜擢された異色のキャリアの持ち主だ。

【写真】インド人副社長でCHOのラジュ氏が見せた卓球バックハンド

“健康経営”を掲げるロート製薬では、社員の健康を大切にするのはもちろんのこと、スポーツ支援や健康食品、食や農業などを通じて国民全体を健康にしようと本気で目論む。病気が増えれば薬が売れて儲かるはずの製薬会社がなぜ?という疑問をよそにラジュ氏は「人生100年時代、課題は健康ですよ」と言い切る。そして「健康寿命と平均寿命の差を無くしたい。そこに卓球はぴったり」と自身もプレー経験のある卓球を解決策の一つとして掲げる。

ロート製薬のオフィスに設置された卓球台でラジュ氏とラリーをしながら、その発言の真意に迫った。

「薬に頼らない製薬会社」とは

ーー単刀直入に聞きます。病気を治すための薬を提供する製薬会社が、ここまで健康増進に力を入れて業績に影響は出ないのでしょうか?
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏(以下ラジュ):はい、私たちは「薬に頼らない製薬会社」を目指してます。病気を治すための薬だけではなく、健康な人にも色んな提案ができる製薬会社になろうとしています。もちろん病気の時には薬や治療は必要なので、目薬や再生医療などの研究も進めています。でも病気になる前にやれることがいっぱいあるんです。それが予防です。

ーー詳しくお聞かせ下さい。
ラジュ:例えば食。カルシウムが不足しがちな成長期のお子さんには「セノビック」というカルシウム配合飲料を提供していますし、プロポという女性向けのプロテインも出しました。それ以外にも朝食向けのスープや発酵食品なども開発しています。健康な人に年齢やタイミングに合った食品を摂る提案をさせていただいています。

ーーロートの社員も健康意識が高いと聞きます。
ラジュ:私はCHOという立場なのですが、何か特別なことをしているわけではなく、社員が自主的に動いています。「卒煙」を掲げて社員喫煙率ゼロを目指したり、1日の平均歩数や早歩き時間の目標を設定しています。社員とその家族が健康でないと国民を健康に出来ないですから。

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最終更新:1/8(水) 15:38
Rallys

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