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殺処分前に餌かなわず… 養豚場管理者 規制線で中に入れず、お別れもできず

1/9(木) 10:44配信

琉球新報

 【うるま】豚コレラ感染が確認された養豚場の管理者男性(59)=うるま市=は「最後に餌をあげようと思った」として発生現場に早朝から駆け付けた。だが既に規制線が張られ中に入れず、「養豚人生35年」で手塩に掛けて育てた豚を、殺処分前に一目見ることはかなわなかった。

 管理者の知人男性(78)=同市=によると、管理者の父が沖縄戦後、ハワイから送られた豚を借り受けて養豚業を始めたという。父から事業を引き継いだ管理者は、地元の小学生を養豚場に招いて見学させたり、自治会の運動会に豚汁を提供したりしていた。

 感染確認を受け管理者は、関係機関との調整や電話の問い合わせに追われた。「これ以上拡大しないでほしい」と願いつつ、今後のことは「どうなるか分からない」と語った。知人男性は「熱心に養豚業をやっていたのに、こんな結果になって残念だ」と声を落とした。

琉球新報社

最終更新:1/9(木) 16:05
琉球新報

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