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乗り合いOK、雪でも楽々 介護予防教室に送迎車導入 黒部・若栗

1/9(木) 23:22配信

北日本新聞

 黒部市若栗地区で、地域支え合い介護予防教室に通うのが難しいお年寄りを、車で送迎する取り組みが行われている。自治振興会が、パトロール車の更新に合わせて送迎用にも使える8人乗りの車両1台を購入。課題だった足の確保により、教室への参加者を増やし、地区全体での健康寿命延伸につなげていく。 (黒部支局長・荒木佑子)

 市内では16地区のうち10地区で、住民が主体となって介護予防を目的とした「地域サロン」を開く地域支え合い事業が行われている。若栗地区では2017年度から本格的に実施。毎週月曜に若埜ふれあいセンターで健康体操教室を開き、第3週の月曜は小物作り教室なども行っている。

 ただ、地区は広く、通うのが難しい人の足をどう確保するかが課題だった。当初は第3週のみ、パトロール用の軽自動車やスタッフの車で送迎していたが、人数が限られる。自転車で通う人は、雨や雪が降ると参加を見送ることも多かった。

 そこで、パトロール車の更新時期の昨年7月、自治振興会の積み立て金で8人乗りの乗用車を購入。地域支え合い推進員の男性4人が交代で運転手を務め、複数回往復することで、毎週の希望者全員の送迎が可能になった。

 以前は第3週のみ参加していた中瀬恵子さん(80)は、毎週参加するようになった。「毎週楽しみにしている。みんなの顔を見られるし、体を動かすことは筋肉が衰えるのを防ぐためにもいい」と笑顔を見せる。

 支え合い事業を運営する地元有志の会「サロンひまわり」のリーダー、平野眞理子さん(68)は「年を重ねても体力があり、元気な人が多い。継続することで効果が出ている」と話す。

 参加者は約30人で、ほとんどが女性。柳田紀子若栗公民館長(63)は「送迎もあるので、男性も来てくれるといい。運営側も年齢を重ねていくため、若い人に入ってもらい、できるだけ長く続けたい」と話した。

最終更新:1/10(金) 6:57
北日本新聞

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