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ネットで叩かれている「Slackマナー」は本当にアホらしいのか? 良しあしを真剣に考えてみた

1/9(木) 12:44配信

ITmedia NEWS

 「メッセージを送る際は宛名と所属を書かねばならない」「『お疲れさまです』などのあいさつは必須」「偉い人に@でメンションしてはいけない」――。ビジネスチャットツール「Slack」にこんなマナーが生まれていると、Twitterなどで話題になっている。

【画像】Slack提供元が公式に推奨しているマナー

 Slackマナーにはこの他、「重要なことは別途メールで送るべき」「画面の下部に『入力中……』を出さないよう、メモ帳などで推敲(すいこう)してから文章を貼り付けるべき」などが存在するという。

 これらのマナーは、あるTwitterユーザーが「同僚の営業マンが、業務改善セミナーで聞いてきた話」としてツイートし、「アホらしい」「Slackの有用性を壊している」などと物議を醸している。

 このツイートが真実か否かは不明だが、自身も業務でSlackを使っている筆者は、マナーの是非について考えてみた結果、「アホらしい面も確かにあるが、一理ある」という結論に至った。この記事では、その理由を説明していこう。

メールへの回帰に意味はない

 アホらしいとハッキリ思えたのは、「重要なことは別途メールで送るべき」「宛名と所属は必須」などと、メールの悪しき風習に回帰したようなマナーだ。

 筆者は、Slack提供元の米Slack Technologiesを取材する中で、幹部らによる「メールを活用したやりとりをSlackで効率化したい」「オープンな議論によってコミュニケーションを活性化したい」といった発言を何度も耳にしている。

 Slackが昨秋に開催したカンファレンスに、ユーザー企業の代表として登壇したメルカリの長谷川秀樹CIO(最高情報責任者)も、「約5年前から社内メールを使わず、全社の連絡手段をSlackに一本化している」「複数のプロジェクトをSlack上で進行している」などと活用法を説明した上で、「コミュニケーションの速さに驚いた」と効果を語っていた。

 Slackはそもそも、メールベースのやりとりから脱却し、意思疎通を効率化するために作られたツールだ。セミナー講師が考え出したという「重要なことは別途メールで送るべき」「宛名と所属は必須」といったマナーは、提供元の目的や理念に反しているので、従う必要は一切ないのではないか。

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最終更新:1/10(金) 12:37
ITmedia NEWS

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