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自身は乳がん患い...長女は蒸発『双子の孫』を引き取り“ママ”に 64歳で挑戦した1分間のランウェイに込めた想い

1/9(木) 16:17配信

MBSニュース

20年前に乳がんと告知されて闘病した女性。さらにその後、長女が双子の孫を残して蒸発したため、この双子を娘として育ててきました。波乱の人生を送ってきた女性が、今回挑戦したのが“ファッションショー”。そこで伝えたかった思いとは。

20年前に乳がんを患った女性 現在は患者の悩みを聞く会を開く

去年12月に大阪市内のザ・リッツ・カールトン大阪で開かれたファッションショー。ランウェイを歩くモデルは全員、乳がんを患った女性たちです。そんな中、ある特別な思いでランウェイを歩く女性がいました。

河野一子さん(64)です。河野さんは44歳の時に定期健診で乳がんが見つかりました。手術で無事、腫瘍を取り除くことができましたが、放射線治療や抗がん剤治療、ホルモン療法などが5年間続きました。通院するたび、不安が付きまとったといいます。

「そもそも自分が乳がんになったこと、最初から乳がんになるとは思っていなかったので、全然受け入れられていなくて、凄く嫌だったんです。放射線治療に通うのも嫌でしたし、そもそも病院に行くことがもの凄く苦痛で嫌だったんです。」(河野一子さん)

その経験から乳がん患者団体を設立して代表を勤め、月に1度、治療方法の相談や患者の悩みを聞く会を開いています。

【乳がん患者の話を聞く河野さん】
(乳がん患者)「(乳がんになって)1、2年目の頃なんて、私はもう大丈夫かな?って。自分自身でずっと思っていたんですけど。」
(河野さん)「20年経っても(不安は)大小になるだけで、きれいに無くなることはないと思うんです。私だけでなんとかしようとか思わずに、周りにお願いできることはどんどんお願いして。」

長女が蒸発…双子の“おっきいママ”に

そんな河野さんは現在3人暮らし。一緒に住んでいるのは、高校1年生で16歳の双子・愛葉さんと美葉さんです。がんの告知から12年目だった2011年、河野さんの日常を大きく変える出来事が起きました。河野さんの長女が、当時小学校1年生だった愛葉さんと美葉さんを残して、ある日突然、家に帰って来なくなったのです。

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最終更新:1/9(木) 17:00
MBSニュース

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