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「フォードVSフェラーリ」 映画を見ながら心のアクセルを踏み込む

1/10(金) 16:02配信

47NEWS

 何を隠そう、私は無類の車好きだ。

 その昔なぜか〝飛ばし屋〟と呼ばれ、三菱のギャランVR4を乗り回していた。

 なのに、父のマニュアル車を乗っていた時に感じた赤坂のコロムビア坂のあの急勾配の坂のクラッチ繋ぎが嫌で、ギャランVR4ターボのオートマ車をセレクトするという〝アホ丸出しな女〟だった。

 アホは走りにも出ていて、銀座からゴミ箱のフタを引きずりながら真夜中に鎌倉まで人を送ったり、アイルトン・セナが亡くなった年のモナコGPコースをオートマ車で転がしたり、風邪をひくと風で風邪を吹き飛ばすと言わんばかりに、運転席に身を沈め、ハンドルを握りアクセルふかせば元気ハツラツのアホだった。

 

 そんな私の車遍歴。

 初めて乗った自動車はプリムス・バラクーダだった。父の運転で横浜や江ノ島へ家族3人でドライブしたようだ。写真が結構残っている。

 1970年代。真っ赤なスバルR2が我が家の愛車になった。

 真っ赤なおでこ、すねたような顔が私の顔に似ていると言われた。

 4人家族と猫1匹で、両親の実家の仙台まで帰省したこともある。まだ東北自動車道がなかった時代。仙台は本当に遠く感じた。

 マイカー時代の到来でパブリカ、コロナ、ブルーバードなどの国産大衆車があふれ、テレビからは、「のんびり行こうよ~俺たちは」というモービルガソリンのCMが流れていた。

 車の免許を取得したのは20歳。ドラマ『「愛という名のもとに』の出演前には三菱ギャランVR4を愛車にしていた。

 私が演じる「泣き虫ノリ」はギャランVR4を。唐沢寿明君が新車のホンダNSXをウィンウィン言わせていた現場だった。

 私のVR4には、天才といわれた英国人ドライバー、ケン・マイルズのような優秀なテクニカルが専任でついてくれた。おかげで車は随分と長く乗れた。

 昨年末に試写で見た『フォード VSフェラーリ』(ジェームズ・マンゴールド監督)に、ケン・マイルズが出ていた。

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最終更新:1/10(金) 16:16
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