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「浦和を背負う責任」とは? サポーターと共に闘った闘莉王、那須が顕示した再建の礎

1/10(金) 6:33配信

REAL SPORTS

AFCチャンピオンズリーグでは決勝に進出したものの、明治安田生命J1リーグでは14位と低迷した浦和レッズ。定まらない戦術プラン。なかなか進まない世代交代。そして減少傾向にある観客動員数。かつての浦和レッズ・ブランドを失いつつあるいま、2020シーズンは現状を変える抜本的な変革期にしなければならない。

(文=佐藤亮太、写真=Getty Images)

原点回帰で見据える「3年で優勝を果たせる陣容」

出直しと言うべきか、ここ数年の清算への一歩と言うべきか……昨年12月、浦和レッズは新強化体制の記者会見が行い、立花洋一代表をはじめ、土田尚史スポーツダイレクター(以下SD)ら新強化スタッフが並んだ。

30分にわたる会見の印象はどこか抽象的な表現が目立ち、いま一つ詳細が伝わらなかったが、その中でわかったことがある。これから浦和が目指すサッカーの2つの骨子だ。

1つは「2点取られても3点取り返すサッカー」。
2つめは「ゴールに向かって前進し続けるサッカー」。
目新しいコンセプトのようにも感じるが、実は違う。

「2点取られても3点取り返すサッカー」は、3-4-3の攻撃スタイルを敷いた故・森孝慈監督のサッカーであり、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督時代も当てはまる。

また「ゴールに向かって前進し続けるサッカー」は犬飼基昭代表が在任期間中、提唱した「速く・激しく・外連味(けれんみ)なく」に通じる。当時、犬飼代表はこのサッカーを実現できる監督をリストアップ。面談したうえで監督にギド・ブッフバルト氏、また監督候補者にも名前が挙がっていたゲルト・エンゲルス氏をコーチに招聘した経緯がある。

さきほど挙げた2つのコンセプトは、決して新しい方向性ではなく、いわば浦和レッズの原点回帰なのである。

会見で語られた「勝つだけでなく、見て楽しい魅力的サッカー」。これをベースにクラブは強化部が宣言した「3年でリーグ優勝を果たせる陣容」をいまから整えなければならない。

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最終更新:1/10(金) 9:51
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