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<北朝鮮>米基地攻撃したイランのミサイルは北朝鮮が技術支援か 専門家指摘 米メディア

1/10(金) 11:41配信

アジアプレス・ネットワーク

イランが1月8日にイラク領内の米軍駐留施設2カ所に発射したミサイルが、北朝鮮の技術を基に製作された可能性があると米国の専門家が指摘した。米国の自由アジア放送(RFA)が9日、伝えた。

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米国のミサイル専門家であるイアン・ウィリアムズ戦略国際問題研究所(CSIS)ミサイ防衛事業副局長が、8日にRFAに語ったところによると、イランがイラク内の米軍施設に発射した推定15発のミサイルは「キアム」ミサイルまたは「パテ110」ミサイルと思われ、これらは北朝鮮から伝授されたミサイル技術を基に製作されたものだという。「キアム」ミサイルは、イランが北朝鮮のミサイル技術移転を受けて改良し、2010年から配備した新型液体燃料ミサイルだという。

北朝鮮は1980年代後半から「スカッド」ミサイルをイランに輸出し、「シャハブ2」ミサイルは、その北朝鮮製の「スカッドC」ミサイルのコピーであり、「キアム」ミサイルは、さらにその改良型であるという。

「スカッドC」ミサイルは、旧ソ連が1970年代に開発、北朝鮮はコピーを進めてミサイル開発能力を高めた。

米国のランド研究所の軍事専門家であるブルース・ベネット研究員も8日、北朝鮮はこれまで約200~300基の「スカッド」ミサイルをイランに販売し、イランが「スカッド」ミサイルの生産設備を建設するのを支えてきたと述べた。ベネット研究員も、イランが米軍施設に向けて発射したミサイルは、北朝鮮の技術で製作されたものである可能性が高いと主張した。

また、米国防部の元東アジア太平洋担当次官補のウォレス・グレッグソン氏も8日、北朝鮮とパキスタン、イランの間で、核兵器と核技術協力が10年余り活発だったことはよく知られている事実だとしてし、この過程で核弾頭を運搬できるミサイル開発協力も行われたとし、今回発射されたイランのミサイルが、北朝鮮の技術で製作された可能性が非常に高いと述べた。(カン・ジウォン)

※1月10日12時に情報を追加しました。

最終更新:1/10(金) 11:41
アジアプレス・ネットワーク

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