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経済産業省、インド向け技術協力事業で来月にも現地3都市で「鋼構造セミナー」

1/10(金) 6:04配信

鉄鋼新聞

 経済産業省は、鉄鋼関連のインド向け技術協力事業の一環として、来月にも現地で鋼構造技術セミナーを開催する。2018年度に続く実施で、今回はインド側の要請に応え、開催地を3カ所に広げる。日本の技術専門家が最新の技術動向などを伝え、インドでの鋼構造普及に役立ててもらう。
 新興国を対象とした制度・事業環境整備事業の一環。インド向けの鋼構造技術協力の実施期間は18年度から20年度までの3年間。18年度に開催した技術セミナーがインド側で好評だったため、今年度はデリー、ムンバイの2大都市のほか、ブバネーシュワル(オリッサ州)の3カ所で開催する。
 技術セミナーでは、日本の専門家が鋼構造の技術動向などを紹介。特に耐火性能、対候性技術、接合技術などの最新動向を解説する予定。インドでは鋼構造があまり普及しておらず、専門技術者の養成などが課題になっている。セミナー開催に当たっては日本鋼構造協会が協力する。
 インド向け鉄鋼技術協力事業については、昨年12月に同国を訪問した梶山弘志経産相が協力の拡充・継続を提案。プラダン石油・天然ガス兼鉄鋼相も日本の協力に期待を示した。
 インドは18年に粗鋼生産量で世界2位に浮上。将来的には年間3億トンの生産規模を視野に入れる。ただ、供給量が拡大する一方で、国内需要の創出も課題になっており、鋼構造の普及への期待は大きい。経産省は、インドへの技術協力が同国の鉄鋼需要創出を促し、世界的な過剰能力問題の解決にもつながるとみている。

最終更新:1/10(金) 6:04
鉄鋼新聞

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