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「支持者の心満たした」 IS、イラン司令官殺害に言及

1/11(土) 8:40配信

朝日新聞デジタル

 過激派組織「イスラム国」(IS)は9日、米軍によるイランの精鋭部隊・革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害について、「神が支持者たちの心を満足させた」と表明した。ISが司令官殺害に言及するのは初めてとみられる。

 ISはインターネット上の機関誌で、ソレイマニ司令官らの殺害を写真付きで紹介。ISが数年にわたって殺害を狙っていたとし、「(同司令官らは)イラクとシリアでやり過ぎ、多くのイスラム教徒の血を流した」と主張。「神が終わりを与えた」とした。

 ISは2014年にイラクで「国家」樹立を宣言。その掃討では、イラク政府が米軍と共闘したほか、イラク国内のイスラム教シーア派を中心とする武装組織「人民動員隊」(PMF)も大きな役割を果たした。一方で、シーア派の大国イランもPMFを創設時から支えた。ソレイマニ司令官は支援に深く関わり、ISから敵視されていた。

 イラクでは司令官が殺害された後、シーア派勢力を中心に米国への反発が広がる。アブドルマハディ首相は9日夜、ポンペオ米国務長官と電話会談し、「米国がイラクの了承なしに軍事作戦を行っている」と述べ、改めて米軍の撤退を求め、協議のために外交団を送るよう求めた。(ドバイ=高野裕介)

朝日新聞社

最終更新:1/11(土) 11:37
朝日新聞デジタル

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