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【医師に聞く】女性だけの病気じゃない!? 男性の乳がんについて

1/11(土) 10:00配信

Medical DOC

乳がんといえば女性の病気というイメージが強いですよね。しかし、男性も乳がんに罹患することがあるそうです。男性の乳がんは女性とは違うの? どのあたりにできるの? 男性の乳がんに関する疑問を桜新町濱岡ブレストクリニックの濱岡先生に聞いてきました。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
濱岡剛先生(桜新町濱岡ブレストクリニック 院長)
兵庫医科大学、神戸大学大学院医学研究科を卒業後、淀川キリスト教大学や兵庫県立がんセンターの外科に入職。2002年にアメリカのがん研究センターに留学。帰国後、聖路加国際病院の乳腺外科に勤務、研鑽を積む。2009年に桜新町濱岡ブレストクリニックを開院。乳がん死亡率を低くすることを理念とし、日々の診療に臨む。日本乳癌学会乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医などの資格を有する。

早期発見が難しい男性の乳がん

編集部:
乳がんと聞くと女性に発症する病気のイメージですが、男性も発症するのですか?

濱岡先生:
女性に比べて確率は低いですが、男性も乳がんになります。ただ、発症する確率は女性の1%以下と非常に低くなっています。私も開業して10年経ちますが、男性の乳がん患者を診断したのは1人だけですね。

編集部:
なぜ男性も乳がんを発症するのですか?

濱岡先生:
そもそも乳がんとは、乳房内部の乳腺にできる悪性腫瘍を言います。乳腺自体は男性にも存在するため、乳がんを発症するのです。ただ、男性の乳腺量は女性に比べてとても少なく、乳がんを成長させる女性ホルモンも体内に少ないため、発症する確率が低くなっています。

編集部:
女性は婦人科検診などありますが、男性はどうやって乳がんだと気づくのですか?

濱岡先生:
男性は胸に膨らみがないため、乳首のすぐ下にしこりができます。手で触れてわかるものが多く、それで異常に気付く人が多いですね。

編集部:
では比較的、乳がんを発見しやすいのですか?

濱岡先生:
男性の場合女性と違い定期的な乳がん検診を受けるというわけではないですが、胸に膨らみがないため、1cm前後の比較的小さなしこりで自覚する場合が多いですね。しかし痛みを感じることはほとんどなく、乳がんだとわかったときにはリンパ節へ転移している場合も多いので早期発見が難しいとも言えます。

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最終更新:1/11(土) 10:00
Medical DOC

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