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OH MY GIRL「みんなからエナジーをもらっている」“ミラクル”とのシナジー:レポート

1/11(土) 11:08配信

MusicVoice

 7人組K-POPガールズグループ・OH MY GIRLが1月5日、東京・豊洲PITでツアー『OH MY GIRL LIVE TOUR “starlight again”』を行った。ライブは2019年10月24日のZepp Osaka Baysideを皮切りに、25日のZepp Fukuoka、27日のZepp Tokyoと3公演に続いて、追加公演として1月4日の大阪・Zepp nambaと5日の東京の2公演が開催されるというもの。1月8日にリリースの3rdアルバム『Eternally』からも多数披露されたこともあり、昨年のツアーとはセットリストも演出も変わったライブの模様を以下にレポートする。【取材=村上順一】

■追加公演は「CUPID」で幕開け

 開演前にはスクリーンにツアータイトルと銀河の映像、その周りに色とりどりのLEDが瞬くなか、開演を待ちわびるオーディエンスの姿。女性のオーディエンスも多く見られ、性別関係なく愛される彼女たちの魅力がそうさせているのだろう。

 開演時刻になり暗転。高揚感を煽るオープニング映像に続いて、スンヒはピンク、5人は純白の衣装で登場。「CUPID Japanese ver.」でライブはスタート。<hey cupid has shot my heart>と恋の矢を放つ振り付けで、オーディエンスの心をも撃ち抜いていくよう。2020年の幕開けに相応しい、アップチューンで景気の良いスタートになった。続いては切ないミディアムチューン「五番目の季節 Japanese ver.」はヒョジョンとスンヒの2人による力強い歌唱が印象的だった。

 メンバー紹介を挟んで、間もなく日本デビュー1周年ということで日本デビューアルバム『OH MY GIRL JAPAN DEBUT ALBUM』から、初めて韓国でチャート1位を獲得した「Secret Garden Japanese ver.」は、“コンセプトの妖精”というキャッチコピーを持つ彼女たちの魅力が十二分に発揮された一曲。続いての「CLOSER Japanese ver.」も含め、メロディを透明感あふれるパフォーマンスでより際立たせていた。

 再びのMCでは3rdアルバムで難しかったところを話す6人。ヒョジョンはアルバム全体的に高いパートが多く、高音が大変だったと話し、ユアは「Polaris」の<まっすぐこっちを向いて まっさらな瞳で まぶしいほどに見つめて>が印象的で、アリンは考えた結果「全部難しかった」とコメントし会場を和ませた。

 「一歩二歩 Japanese ver.」に続いて、ニューアルバムから「Precious Moment」を披露。しっとりとビニの歌からスタートし、ファルセット(裏声)をメインに、それぞれの歌声の個性を見せ、まさにこの瞬間の一つひとつがここにいるすべての者達にとって“Precious Moment”だった。

 次の曲はユアが「好きな言葉です」と話した、日本オリジナル曲「抱きしめるの」を届けた。OH MY GIRLの高い歌唱力で紡ぐミディアムバラードをオーディエンスも体を揺らしながら耳を傾け聴き入っていた。歌詞に登場する<あなたに照らされ 私は輝く>、その言葉を体現するかのようなゴールドのLEDが楽曲を彩った。

 そして、ステージを自由に動きながらの歌唱となった「Polaris」。リズミックでエモーショナルなナンバー。歌詞に登場する<ずっと照らしてね>という言葉はミラクル(ファンの呼称)へのメッセージにも受け取れた。

 ここで、衣装チェンジのため一旦ステージを後にしたメンバー。その間にスクリーンには昨年行われたZeppツアーの舞台裏の模様をスクリーンに投影。仲睦まじいメンバーの姿や、リハーサルに臨むシーンなど彼女たちの本番に向かうまでの素顔が記録されていた。ユーモアを交えながらも、ツアーを楽しんでいることが伝わってくる映像だった。

■みんなからエナジーをもらっています


 白い衣装からヒョジョン、ユア、スンヒは赤、ビニ、ミミ、アリンは黒の衣装にチェンジし「Twilight Japanese ver.」でライブは後半戦へ突入。前半戦の柔らかいイメージから、アグレッシブでクールなスタイルへと2面性を打ち出していく。続いて、フロアから歓声が飛び交うなか「花火(Remember Me)Japanese ver.」へ。この曲は特にパフォーマンス中にもオーディエンスから快活な声がステージに向かって放たれていた。それもあってミミは「ミラクルの声が沢山聞けるから」と、この曲が好きな理由だと話した。

 続いて、ニューアルバムから初披露となったOH MY GIRLの新しい一面を見せてくれた「Guerilla」は、ドラマチックでエナジーに満ちたシリアスな一曲。そして、アルバム表題曲の「Eternally」を届けた。大切な一曲を情感を込め丁寧に歌い上げる。オーディエンスのペンライトがリズムに合わせ左右に揺れるその様は、きっとステージからの景色は星の瞬きのようだったのではないだろうか。

 立て続けにニューアルバムから「Fly to the Sky」で開放感溢れる空間を作り上げる。メンバーもリズムに合わせ、スンヒがアイデアを出したという軽快なステップ、ラップパートでは、ミミを先頭にEXILEがカバーした「Choo Choo TRAIN」で有名なロールダンスも披露し、アゲアゲなナンバーで会場を盛り上げた。

 それぞれがこの日の感想を語った。

 スンヒは日本語で「今日は本当に幸せでした。それはミラクルの皆さんのおかげだと思います。ミラクルが送ってくれた花を見ました。キラキラしたキレイな花を見て力が出ました。私は椿のような人になりたい。私はどんな辛いことも乗り越えて、キレイに花を咲かせる皆さんの強い椿になります!」。

 ユアは「私が上げられる幸せは、日々の生活に疲れたみなさんが僅かな時間でも私を見てリフレッシュをして、1日1日新しい夢を描けることにすることだと思いました。そんな原動力を差し上げるために、常に私は情熱的な姿を見せなければいけないんです。そんな私の原動力は心から支えてくださる皆さんからもらっています。私も恐くて辛いと感じる日があります。でも、その度にお互いを愛し合う気持ちを忘れないで欲しいです。私が前に進むことが出来るのは、ミラクルと手をつないで一緒に進んでいるからなんです」と目を潤ませながら語った。

 ヒョジョンは「1日が終わるときに色々考えます。私はミラクルの皆さんのおかげで明日を描くことが出来る、それだけでとても幸せです。全ての人にいつか別れは訪れると言いますが、私はミラクルの皆さんとは別れはなく、いつまでも皆さんのそばにずっと付いています。とても感謝しています。そしてとても愛しています」。

 ビニは日本語で「私は新年になって新しい目標を立てました。自分は足りないところがあって、自信がなかったんです。そんな私も愛してくれて、一緒に悩んでくれる皆さんを見て、自信がある人になりたいと思いました。それで今年はもっと堂々として素敵なアーティストになると皆さんに約束をしようと思います。変わっていく私を見守ってください。私はいつも皆さんの幸せを心から願っています」。

 アリンは「私ははずかしがりやだったので、皆さんにあまり自分を表現できていなかったと思います。でもこれからはお姉さんたちのように、真心を込めてミラクルの皆さんに表現できるように頑張りたいです。ミラクルの皆さんは今までと同様に元気に健康で私たちの横で見守っていて下さい」。

 ミミは日本語で「年末は目が回るほど忙しかったこともあって、ここに来るまで不安があったんです。大変なときもあるんですけど、ファンのみんなと出会って、みんなからエナジーをもらっています。そして、みなさんがどれくらい楽しんでくれるか、どうやってステージでみんなと遊ぶかを私達は考えています。辛いときや大変なとき、私達も皆さんも頼りにしながら2020年も歩いていきたいと思います。次は7人で会いたいと思います」。

 それぞれの想いを伝え、心地よい風が吹くようで、草原の情景を映し出していた「WINDY DAY Japanese ver.」から、このツアーで披露された「BUNGEE Japanese ver.」で本編を終了した。

 アンコールを待つ間、スクリーンにメンバーそれぞれからミラクルへ向けた愛のメッセージが流れた。今回のツアーは不参加となってしまったジホからも、アルバムを一生懸命レコーディングしたことや、ミラクルの応援が力になっていること、ミラクルが自分にとってなくてはならない存在だということを手紙に綴った。

 メッセージが終了し、ツアーTシャツに着替えたメンバーが登場。ヒョジョンが学生時代にタイムスリップさせてくれると話す「Sixteen」は、温かみのあるメロディラインと、彼女たちの歌声がノスタルジックな気持ちにさせてくれる一曲。この場所にいる人たちそれぞれの記憶の扉を開けてくれるような感覚もあった。

 最後の曲に行く前にオーディエンスと記念撮影を行い、ラストナンバーに選ばれた「Touch My Heart」で鮮やかに締めくくった。メンバーがステージを去った後には大きな拍手が会場に響き渡った。


■セットリスト

『OH MY GIRL LIVE TOUR “starlight again”』
1月5日@豊洲PIT

01.CUPID Japanese ver.
02.五番目の季節 Japanese ver.
03.Secret Garden Japanese ver.
04.CLOSER Japanese ver.
05.一歩二歩 Japanese ver.
06.Precious Moment
07.抱きしめるの
08.Polaris
09.Twilight Japanese ver.
10.花火(Remember Me)Japanese ver.
11.Guerilla
12.Eternally
13.Fly to the Sky
14.WINDY DAY Japanese ver.
15.BUNGEE Japanese ver.

ENCORE

EN1.Sixteen
EN2.Touch My Heart

最終更新:1/11(土) 11:08
MusicVoice

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